国道152号線沿いに数多くある、川むこうの集落と国道をつなぐ橋のひとつ、黒川橋です。
黒川橋に152号線側から正対。
幅は一車線分、国道へ出る位置にカタカナで「トマレ」と書かれている。
横から見ると上路式のトラス橋だ。
この橋を使うのは対岸の十軒に満たない家の方だけだと思われる。
逆にこの橋がないと車では、というか徒歩でも集落の外と行き来するのが難しそうだ。
一番近いのは500mほど下流の人道橋、諏訪の宮橋を通るルートだろうか。
橋の上から下流の眺め。
渡って集落側から。
わざわざトラス形式にしたのは、橋脚を立てるには河床までちょっと高さがあるからだろうか。
幅が狭い上路式トラス橋はいかにも上からの荷重に強そうで安心感がある。
親柱は簡素だけど銘板は達筆(たぶん)。
銘板は「黒川橋」「くろがわばし」「上村川」「昭和52年6月竣工」。
この橋ができる以前はどうやって川を渡っていたのだろう。
橋の側面についた銘板。ブレブレですいません。
2005年に飯田市へ合併する前の上村による建造となっている。
こういう一集落専用みたいな道でトラス橋というのがゴージャスであこがれる。