新年あけましておめでとうございます。
2024年は辰年ということでなんのヒネリもなく天竜川にかかる飛龍大橋でスタートです。
場所は天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅の南東。
飛龍大橋南西から。
この辺りまで来ると天竜川の川幅が広く、橋長は618.850mある。
長い橋長は長寿につながり縁起がいいとされている(適当)。
南詰から。
親柱には玉を抱いた龍があしらわれており、これまた大変縁起がよい。
龍の持つ玉は如意宝珠といい、願いを意のままに叶える力を持つとされる。
書きながら気づいたけどドラゴンボールってこれがモチーフなのかな?
ちなみに稲荷神社の幟などに描かれている、上がとがった栗のような形の図案も同じ如意宝珠を表している。
つまりこの玉に触りながら願い事をすれば、札束の風呂に入りながら両側に美女を侍らせるといった怪しい開運グッズの広告みたいな夢もたぶん叶う。
こんなもん読んでないで今すぐ走って触りに行こう。
その際は4つの親柱それぞれで色が違うから全部周るように。
下流側の親柱は写真のように欄干に接続せず単独で設置されている。
これは下流側に拡幅する際の移設を前提としていると思われる。
実際に橋脚やアプローチ部には拡幅分がすでに確保されている。
これまた更なる発展の可能性を表しており、縁起がいいことこの上ない。
欄干にはよくわからない文様。これもなんか縁起がいいに違いない。知らんけど。
龍を模したおしゃれな橋上灯。
大空へ飛翔する龍の姿をした橋上灯には、立身出世や学力向上への願いが込められているとされる(ウソ)。
上流、天竜二俣方向。
親柱とは別に、橋から少し離れた位置に両岸に一基ずつ、橋名と竣工年を刻んだ石碑が立っている。
反対の面には「国道一五二号整備促進期成同盟会」として浜松市をはじめとした周辺自治体が列記されている。
飛龍大橋が完成した平成十三年時点の情報のため、浜松市に合併される前の天竜市や佐久間村といった名前が残っていた。
親柱の情報は「飛龍大橋」「ひりゅうおおはし」、「平成十三年三月竣工」が両岸に一基ずつ。
静岡名物、趣味者にやさしい諸元銘板。
これを読んでさらに縁起がいいことに気付いた。
飛龍大橋の径間数は末広がりの「八」!
ということで辰年の今年ここに詣でない理由はもはや無くなったと思います。
皆さんも五体投地しながら飛龍大橋を渡って2024年を良い一年としましょう。
…今年もこんな感じでテキトーなことを書きながらやっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。