大井川の支流、家山川で見つけた小さなアーチ橋です。
ファーストコンタクト。人道橋なのに2径間のアーチ橋でビックリ。
なんとなくこういう場所と用途では吊り橋にすることが多い気がする。
たぶん費用的にもその方が安いんじゃないかと思うが、この方式にしたのはなぜだろう。
路面とアーチの間がトラスになっているスパンドレルブレースドアーチ。ハンバーグに目玉焼きみたいな外れのない組み合わせである。
床は鉄板で揺れたりもしなかった…と思う。
橋の上から家山川を見る。
渡り切って振り返り。川根町はお茶の産地ということでこの辺の斜面の多くはお茶畑になっている。
東詰から。木が邪魔だけどしょうがない。
橋台付近からもう一枚。
道路側(西詰)に橋の名前等がわかるものはないが、対岸に一見親柱かと思うものが建っている。
近づいてみると橋名とかではなく左右に分かれて「神威洽天地 照々及萬鼓」と漢詩(?)が書かれている。
前半は「神威天地に洽(あまね)く」で後半は読みがよくわからないが、とにかく神の威光が広くいきわたっている様を表していると思われる。
裏には「平成二年十月建」とあり、これが橋の建設年を意味するのかビミョーなところだが、その可能性は十分あると思う。
そして標柱の文字を見て、この先にあるものにピンと来たのでさらに奥へ進んでみることにした。
以下次回。