豊橋駅の駅裏、牟呂用水にかかる中央橋です。
中央橋全景。
長さよりも幅の方が広い、私のストライクゾーンからするとほとんどビーンボールのような物件だが大山塚跨線人道橋を見たついでだったのと、そこそこ古かったのでご紹介。
建設年は昭和十五年。80歳を超えるそれなりのご長寿橋だ。
なぜか橋の両側で建設年の字体が違うのがナゾ。
なかなかモダンな親柱と袖高欄の意匠。
高欄もシンプルながら一手加えているのが悪くない。
横から見るといかにも用水路にかかる橋という印象。
ちょっと気になるのは橋の名前で、思いっきり駅裏にありながら中央橋とはやや大げさに感じる。
古い地図を見ても昔から駅裏で、特に太い道路が通っていたわけでもない。
牟呂用水の中間地点ってわけでもなさそうだし。
まぁよくわからないが、戦時中の豊橋空襲を生き延び、その後の駅周辺の開発もくぐり抜けてきた橋ということで今後も頑張ってもらいたい(誰?)。