美和ダムのダム湖にかかる吊り橋、神田橋(じんでんばし)です。
近くを通る国道152号線からは一本入った所にあるので、最初からこの橋目当てじゃないと通ることはなさそう。
上流側から。きれいに全体を撮れる場所がなかった。
中路式トラスの補剛桁を持つ三径間の吊り橋です。
今となっては14tの重量制限でもオーバースペックに感じますが、橋ができた頃には対岸と交通が必要な事情があったんでしょうか。
工事で需要がありそうな美和ダムも神田橋の完成(昭和32年12月)とほぼ同時期に試験湛水を開始しているので、今更って感じだしなぁ。
正面から。向こう側が完全に「山」なのがいい雰囲気。
神田橋から北(美和ダム)方面の眺め。
こうして見ると、やっぱり山の中の橋は赤がいいのかなぁという気がする。
主塔。
銘板。製作は説明不要の石川島重工業株式会社。
最後に、この後行った美和ダムの管理所に先代の神田橋と並んで撮られた写真が展示してあったのでご紹介。
旧神田橋は現橋より60mほど下流にあったとのこと。
さらにそれより前にあったという城橋の写真も。
途中建ってる小屋、大雨が降ったらソッコーで流されそうだが大丈夫か。