門桁集落外れの橋の下にダムがあります。

ダムの天端といっても良さそうですが、一応銘板に門桁橋とあったので橋とします。

昭和四十三年十二月竣功。
道路上からはこんな感じで、下をのぞき込まないと堤体は見えない。

横から。奥に見えるのが取水口。

この日は雨の後だったのでだいぶ水が濁っていますね。
右岸側の洪水吐のローラーゲート。

正式には「門桁取水ダム」というらしい。

そして門桁ダムのすぐ隣にもう一基取水ダムがあります。
セトノ沢が気田川へ合流する地点に建つ瀬戸の沢取水ダムです。

造りとしては門桁ダムと似たような感じ。

この2基で取水された水は導水管で運ばれ、水窪ダムからの水と一緒に水窪発電所へ送られます。
リンク先の記事の一番下に導水経路の略図があります。
水窪発電所のための取水ダムには他に河内浦取水ダム、灰の沢取水ダム、有本取水ダムがあるようです。
たぶんどれもここと似たような感じであんまりパッとしなそうですが、やはりちょっと気になるのでその内行くかも知れません。
平成38年までの水利許可標識。こういうのって今後新元号に書き換えるんだろうか。
