前回の四ツ目遊砂工の近く、隣の谷にある松田ダムです。
国道１９号線松田交差点から入って、道なりに真っすぐ進みます。
恵那山に連なる前山の、谷あいの緩やかな傾斜地の最上部に松田ダムがあります。
ダム入り口には御嶽大神と八大龍王を祀る碑が建っています。
その前を通ってダムを拝もうとすると…立入禁止でした。
僕の中の一休さんが「しゃがんで入れば良かろう」と囁きかけてきますが、英語でも「ＮＯ ＥＮＴＲＹ」と書かれているのでとんちも通じなそうです。
なので写真はこれ一枚しか載せませんが、肉体を離れてアストラルボディとなって見てきたところによると、同じ中津川市内の洗井沢溜池とだいたい似たような雰囲気でした。
ネット調べによると堤高は１９．６ｍのアースダム。
ちなみに先ほどスルーした石碑は提開設と同時に祀られたもののようです。
右の「百年記念碑」の裏に、「松田水利組合一同 提開設百年 平成二十六年十月吉日」とあったので、大正３年（１９１４）に竣工したことが分かります。
隣の谷では水害に備えて砂防施設を建てていたのが、こちらの谷ではそれを灌漑に利用するあたり、自然の力の両面を見たようで面白かったです。
