上地橋梁 (中津川市瀬戸上地) | 手当次第

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北恵那鉄道線の恵那峡口駅と山之田川駅の間にあたる上地橋梁(うえじきょうりょう)です。
 

 
上地の集落西端から恵那峡口駅方向を望む。
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写真左の道路がおそらく線路跡。
撮影地点後方で舗装がなくなり、上地橋梁へと続きます。
 
で、上地橋梁。もちろんここから先は立ち入り禁止。
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ほとんど倒木と見紛うほど朽ちた枕木が残っていました。
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横からの上地橋梁。橋脚は3本。
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山の風景に溶け込んで、北恵那鉄道の他の橋梁とは違った趣があります。
 
重厚感があってなかなか絵になると思うんですがいかがでしょうか。
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見ての通り両岸の橋脚は四角柱なのに対して、山の田川の中に建つ橋脚は円柱として形状を分けています。
 
水の抵抗が問題になるような川には見えませんが、他に理由があるんでしょうか。
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営業当時、ここから線路は山の田川に沿って大きく曲がりながら山を抜け、山之田川駅へ続いていたようです。
 
4回お送りした北恵那鉄道線橋梁シリーズ、この先にもいくつか橋梁が残っているようですが、今回はここまで。あんま続けると飽きるし。
 
 
しかし廃線から40年経っているのに橋脚だけじゃなく桁もしっかり残っているというのはありがたい。
保存活動などされているのか知りませんが、このまま長く残してもらいたいですね。