長野県最南端の根羽村(ねばむら)に建つ諏訪神社です。
カテゴリは神社にしましたが、むしろメインは境内に立つ杉の大木。
「月瀬の大杉」として看板が出ているので目にされている人も多いのではないかと。
最近になって対岸の153号線沿いに大杉公園として駐車場が整備されました。
駐車場から吊橋(根羽峡大橋)を渡ります(写真は渡った側)。
橋からの眺めもいいです。
橋のたもとの岩の上に立つ荒神碑。
…などを見つつ歩いていくと境内へと到着。
月瀬の大杉どーん。
この迫力を伝える腕がないので、とりあえずいっぱい載せときます。
写真で伝えきれないので文字に逃げる。
幹回り14メートル、樹高40メートル、そして推定樹齢は1800年!
そらもう文句なく御神木でしょう。
しかも見たところ葉も青々としてまだまだ元気な様子。
2000年も余裕で迎えられそうな勢いです。
ぜひ現地で見ていただきたい。
…と終わりそうになりましたが、タイトルの隣接する諏訪神社もご紹介。
境内全景。
横に立つ月瀬公民館には「廻り太鼓伝承保存館」の看板も掛けられています。
社殿は質素なもの。あの杉があれば多くは必要ないでしょう。
傍らに立つ灯篭は文政4年(1821)建立。
境内の水盤も同年製。
由緒については調べていませんが、上掲の看板に旧月瀬神社とあるので以前は名前が違っていたのかもしれません。
いずれにしろ御神木を中心として信仰されてきたのでしょう。
対岸からの眺め。実は社殿背後の杉(右側)も一本一本は細いが高さはある。