八幡宮 (袋井市愛野) | 手当次第

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気になる所にいってみる

愛野の住宅街の東端に建つ八幡宮です。
愛野にある八幡宮、つまり「愛の八幡宮」。
 

 
入口。前にかなり広いスペースがある。
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社標にもちゃんと「愛野 八幡宮」って書いてある。
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鳥居の横にある御神木。
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立札には「御神木指定証 静岡県神社庁御神木審査委員会の議を経て御神木に指定します 静岡県神社庁」とある(原文は旧字)
 
ちゃんとしてるなぁ~、静岡県神社庁。
サイトの中に、名前と住所だけとはいえこの八幡宮のページもあるし
 
手水舎の場違いなファッションの説明イラスト。フツーに和服でいいんじゃ…?
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最近誰かのブログでもこれと同じイラストを見た気がするので、神社で広く使われたものなんでしょうか。
昭和の「いいとこの子」イメージなのかな。
 
キレイな境内と社殿。
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向かって左にある境内社、北条白山神社と石野天神社。
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北条白山神社というのは聞かないから、北条=方丈で、西にある方丈から遷座したのでしょうか。
同じく石野天神社は、小野田村と合併して愛野となる前の村名、石野村にあった天神社なのでしょう。
 
八幡宮の由緒については入口に立札があります。
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創立年代不詳ながら安永3(1774)年再建の棟札があったという。
明治44年に熊野社と小野田にあった八幡宮社を合祀、とのこと。
静岡県磐田郡誌』にも記載あり。
 
 
冒頭の「愛の八幡宮」を言いたかっただけなんですが、この神社には特にその語呂合わせで盛り上げていこうという気はないようです。
無人だし。
 
まぁ八幡社は一般的には武家の神様なので恋愛とは縁遠い性格ではありますが、八幡社の祭神ホムダワケノミコトである応神天皇に、矢河枝比売(やがわえひめ)が杯を捧げたエピソードが結婚式の三々九度の始まりとも言われていますから、むしろ非常に関りが深いとも言えます。
 
その辺のエピソードを絡めていけばカップルの聖地になれるかも…?