金刀比羅神社奥宮 (土岐市鶴里町) | 手当次第

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気になる所にいってみる

三国山の麓にある金刀比羅神社の横から山頂へ続く道を走ると、怪しげな階段と石碑が目に入ります。
こういうのが気になってしょうがない性分なので、どうなっているのかワクワクしながら停車。
 
石碑は「琴刀比羅神社」と表記が揺れていますが、たぶん麓の方が元々だと思う。
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参道を探せ!のコ~ナ~。この中に上へ続く道があります。
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階段を上ってすぐの場所からはどこにも神社らしい構造物が見えないので、本当に奥宮があるのか不安になりながらも、足元をよ~く見るとなんとなく道が見えて来ます。とにかく上へ登りましょう。
 
少し登ると水盤があって、ようやく神社があることを確信できます。
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この辺りで周りを見渡すと木立ちの中に鳥居が見えるはず。
 
参道を探せ!のコ~ナ~その2。
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クマザサの生い茂る道を進むと鳥居の下に到着。
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半ば落ち葉で埋まった石段を登ると広場があり、その一段上が社になっています。
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山の中なので小さい社があるだけかと想像していましたが、鳥居だけでなく灯篭や狛犬まで備えた中々立派な造りです。
 
コンクリ製の本殿(?)。屋根を工夫して少しでも神社っぽくしようとしているのかな?
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狛犬。昭和15年寄進。石工・稲垣竹春。
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滑らかな表面が短毛種の犬のようでちょっと好き。バランスもいい。
 
 
金毘羅信仰は元々ガンジス川のワニ(クンビーラ)を神格化したもので、水運の守り神ということですが、それがなんで近くに海も大きな川もない岐阜の山の中に祀られているのか不思議ではあります。
江戸後期に金毘羅信仰が流行した際に勧請されたのでしょうか。
 


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