モルディブ マーレをクソ エアインディアが二時間遅れで出発、深夜にデリーに戻って来ました。
先ずは遅延の為か、ボーディングブリッジに着けてもらえずバス移動。
イミグレの仏頂面でえらそーな女性係官に迎えられ、苦戦しつつも無事通過。
建物の外は白く煙って焦げ臭い悪臭。
ココ迄の一連の過程で、インドに戻ったのを実感するわー!!!
瞬時に目がウルウルしてくるしね。
4時間ほどの睡眠の後、旦那の出社の為に起床。
じゃん。
白いじゃん。
でも、隣の建物が見えるだけマシか?
「危険」だそうだ。
ディワリ後、Pm2.5が、1000を超えた日もあったと言うから、凄まじいね。
此処は、人間の住む環境じゃない。
身体への将来的な影響は、考えたくもない。(今でも具合悪いのに)
老い先短い我らは兎も角、小さなお子さん達は、この時期(11月~1月末)だけでも国外退避を強くお勧めしたい。
出稼ぎ中の旦那様は、可愛そうだが暫く一人で凌いでもらおう。
清浄で小さな肺を守る為だ。
って、皆さん諸事情があって、中々そうも出来ないようだ…。
インド政府、汚染対策の一環として、今日からデリーへの車の乗り入れ制限を試験的(11月4日~15日)に始めた。
これは、2016年にも実施された。
不便な事だけど、それが有効ならば致し方ない。
しかし、たった二週間で効果があるのか?
と言うより、一番の汚染源は、農業地帯での野焼きだというじゃん。
「ちゃんと対策しとります」ってアピールするだけの政策なんじゃないの?と疑ってしまう。
元から立たなきゃダメ!って言うよね。(←古過ぎ)
偉そうな事を言っても、かつて日本の大気汚染も深刻だった。
その歴史は、大戦前から始まり、数段階に分けられる。
私が経験し、記憶にあるのは、昭和40年代以降。
高度経済成長期、環境問題なぞどこへやらで、工場はバンバン操業。
車の増加が拍車をかけるように、汚染が広まった。
夏になると、光化学スモッグ注意報ってのが、天気予報と一緒に流れたもんだ。
汚染は、大気だけでなく、水質汚濁、騒音、自然破壊等多岐に及び深刻さを増していく。
イタイイタイ病や水俣病は、工場排水による公害と認定された。
この頃になってようやく、経済成長と環境保全とを二者択一の問題ととらえ始める。
「産業発展のためとはいえ、公害は絶対に許せない」とする国民世論が急激な高まりをみせ、公害対策に関する施策が総合的に進められる。
凡そ、半世紀ほど昔の事。
現在のインドが、どの段階にあるのだろうか?
今こそ、民度のレベルを示す時だと思うんだけど。
しかし、多くのインド人は貧しくて、生きるのに精いっぱいなのが現状かも。
ほんの昨日、飛行機の機内や空港で遭遇した、そこそこ豊かで、教養もある筈のインド人達。
上から目線で申し訳ないが、行動が余りに自分本位に見えるのは私だけ?
インド人は、困ってる人や老人、子供には、優しいという。
でも、自国が窮地に陥ってるのは、気が付いてないの???
何とか、助けてあげて欲しいもんだ。
【おまけ】
モルディブの景色と空気を、チビの分身も満喫。
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