悲しい別れでした。 | ネコと私

ネコと私

自由猫サン達との生活
楽しくもあり大変でもあり・・・ドタバタな徒然日記

昨夜、7時30分アレックスの人工呼吸器をはずしました。


悲しい決断でしたが植物猫ちゃんのままではもっと可哀想です。

ネコと私

                          これが最後の写真です。


赤ちゃんを獣医さんに見ていただいたら1週間くらいたっていると・・・


避妊術後赤ちゃんがお腹をすかしてお乳を吸い

アレックスも一生懸命にお乳を上げてくて

邪魔になる術後のばんそうこはがして、

縫った糸も抜いたようです。


赤ちゃんの声が全然 私が気がつかなかったというのは

不注意なのですが、押入れの布団の中で生んだのでしょう。


昨日の明け方か 真夜中かに 押入れから私の目につく

和室のダンボールの中に咥えてきて、私に知らせたのかと、


多分 アレックスは自分がもうダメだと気がついてのでしょう

仔猫のために精一杯、力を出し切って。


避妊術後をしなかったらと後悔しましたが

手術をしなかったらお腹の中で子宮(場所は説明を受けたのですが

はっきり覚えていません)が 破裂していたかも。


ただ、産後とわかっていたら他の糸で縫う事が出来たかもと。


アレックスは小さな時からお腹だけが目立つ子でした。


アレックス人間にはなつかなく、みんなとわいわい騒がなかった

今、思えば、体の調子がよくなかったのでしょうね。

いつも下痢、普通 下痢と、、


今、なぜもっと早くに仔猫に気がつかなかったかと


内臓を出して私のところまで歩いてきた時、

タオルで包んで抱き上げた時に

大きな目で 真っ直ぐ私の目を見て  いつもきつい顔と

きつい目をしていたのに このときは優しい目で

私を見てくれました。


きっと仔猫を私に頼んだのでしょう。


その時、私はこの仔は絶対助かる と 信じたのに。


手術は内臓を中に入れて、一部分が壊死していたので

その部分を切り取りました。

呼吸器をつかさどっている脳の部分が出血多量で

脳死になった、自発呼吸が出来なくなって。


脇の下で脈が動いているのに呼吸器を

はずして下さいというのは辛い。


今まで何50匹以上のネコ達を見てきて

こんなに辛く、悲しい別れはなかった。



                         まだ下で食事をあげていた頃。

ネコと私


ネコと私

この仔は一番最初にベランダまであがってきて

家の中に入りたくても 怖くて入れなくウロウロしていました。


警戒心の強い子でした。


ネコと私


今夜 生まれ育って皆で遊んだ場所に、

歴代の仔猫たちの居るところに埋葬します。


1歳のお誕生日もまだ。

  


                    アレックス、仔猫の事は安心してください、

                  必ず幸せに育てますから。


                

                 ポンチャン宜しくね、スマートなお腹になって

                 沢山遊んでね、皆に紹介してね。





☆   もう、動物と関わるのはやめます、(今の子供達で)

    自分には荷が多すぎるし 自分自身のことも満足に

    出来ていないのに 命の重さを どんな命でも、

    アレックスのあの、澄んで私をじっと見た目を

    しばらくは忘れられないでしょう。