⭐︎2023年10月に不貞発覚

⭐︎家族構成

被告人(夫)アラフォー

私アラフォー

子供2人(小学生と保育園)


※夫と呼ぶに値しないので、このブログ内では被告人と呼ぶこととするW

(特に裁判はしていません)


つづき。

ここからが本題ともいえる。

「◯条(不動産の財産分与)はね、
マンションの被告人くんの1/2の持分を、
私が頂けたらなっていう話と、それに必要な
登記手続きとかに協力してほしいよって
話だね。
◯条(債務引受)は、持分を私にくれたら
被告人くんの残りのローン、たぶん◯千万
くらいあると思うんだけどそれを私が引き
受けるよっていう話ね。
◯条(その他の財産分与)は、財産目録の
ページを見て欲しいのだけど、ここに書いて
ある預金と、今色々資産運用してくれてる
投資信託系を、半分こにしようっていう
話だね。
ちなみに、結婚してる期間中にできた財産
は、どちらの原資だろうと2人で作ったもの
ってことで共有財産らしいのね。で、お互い
個人的に株買ったりとか少しお小遣いを
プールしたりとか少なからずあると思うん
だけど、もうそういうのも含めてると処理が
すごい面倒だと思うから、そこは手をつけ
なくていいかなと思ってるよ。
あと、私の余ったお金を習い事の引落し
用の口座に少しずつ入れてたのがあるん
だけど、それって子供達の学費にしか
使ってないから、実質的は子供達のため
のものっていうことで、これも対象外にし
てくれたらありがたいなと思ってるよ。
財産分与の手続きは結構何らかあると思う
から、それを協力してやろうねって
いう話だね。」

被告人、うん、うんと要所要所で頷いて
いる。表情を見る限り、このあたりも大きな
引っ掛かりはなさそうだ。

「◯条(保険)は、被告人くんの今の
生命保険の受取人を、下の子にしてほしい
よっていう話で、これは養育費のための担保
みたいな趣旨の話だから、養育費期間が
終わるまでは、受取人を変更しないでねって
いうことと、保険を変更する時は保険金額が
養育費総額を下回らないやつに入ってねって
いうことだね。
◯条(諸費用)は、この離婚の手続きを
するのに色々手数料とか費用がかかると
思うから、そういうのも折半にしたいよって
いう話だね。漠然としてるのも不安だと
思うから、内容は「各種税金・費用一覧」
ってやつに載せたから見てみてね。
◯条(清算条項)と◯条(通知義務)は、
このあたりはもうテンプレそのまんまって
感じかな。
最後に◯条(公正証書)は、なんか申し込む
と予約が3週間とか1ヶ月とかけっこうかかる
みたいで、流れとしてはまずこの離婚協議書
を固めて、そのあとこれを公正証書にして、
離婚届だして、ていう感じだから、割と時間
かかるんだよね。だから、公正証書の申込を
1ヶ月以内にやりたいよっていう話だよ。
もし被告人くんが、あらかた考えの目処が
ついて、もう公正証書の申し込みしていい
よってタイミングがきたら、教えてくれ
たら助かるかも。」

被告人
「まあうーん、この協議書の内容が固まら
ないうちから公正証書の申込だけしておく
のは、ちょっとないかなー。」

あらま、お堅い。さすがになんでもyesでは
ないか。

「まあこんな感じだから、面会交流の頻度
とかさ、私がアテで入れてるところを被告人
くんの方でも考えてみてね。」

おとぼけモードを発動している私は、
「保留の論点は面会交流くらいかな?」
みたいな感じで言う。

被告人
「そうだね。全体的に譲歩してくれてる内容
だと思う。ありがとう、じゃあちょっと考え
てみるね。」

約20分の話し合いは、かなり良好な内容
だった。

しかし、私は知っている。
ここから少し時間が経った後に、簡単に
ひっくり返される可能性があることを。

当初は離婚条件にほぼ合意していたのに
後日ひっくり返す配偶者が多いことを、
数々の離婚体験ブログの先輩方の記事で
見てきた。

感謝の気持ちや反省の念は日を追う毎に
薄れる。
そして、悪人を助けるような余計な情報は
この世に溢れている。

だから、油断は禁物なのである。

私にやれることは以下のこと。
私はずっと、菩薩モード。
打算なんて、全くないですという天然
おとぼけモード。

ただただ子供達の暮らしを変えたくない、
離婚を気づかせたくない、
それだけなんです。
という、健気なキャラで居続ける。

もちろん、
ギッタンギッタンのこてんぱん(←なんて
古典的な表現...)に相手を罵る戦法がマッチ
する配偶者もいるだろう。こっちの方が
勧善懲悪といった感じでスカッともするニコニコ

しかし被告人は、自尊心が高い上に
そっちがその気ならこっちも徹底抗戦だ!
という、「売り言葉に買い言葉派」なので、
冷たくすると冷たく倍返ししてくる様子なの
で得策ではないと判断した。

相手に敬意を払う。
相手を貶めない、恥をかかせない。
謙虚に、誠実(風)に。

前日に離婚を切り出してみて、これらが
対被告人でのベストな対応方だと感じたの
で、決着がつくその日まで実行し続ける。

逆にこれ以外、もうやるべきことがない。
(縁切り神社行っとくか?くらい)