⭐︎2023年10月に不貞発覚
⭐︎家族構成
被告人(夫)アラフォー
私アラフォー
子供2人(小学生と保育園）
※夫と呼ぶに値しないので、このブログ内では被告人と呼ぶこととするW
(特に裁判はしていません)
つづき。
まず私の持参した資料をざっと読んだ
弁護士Cさん。
「まず、女1（E子)の住所と名前がわかった
のはとても大きいことですよ。ラッキー
です。よかったですね！」
私
「え、すごいことなんですね？確かに、
女性2(G子)は自転車で行かれちゃって家まで
追えなかったんですよね。女性1（E子）の
素性が特定できたのはラッキーだったんですね。」
弁護士
「有責配偶者に打撃を与えるという点では、
不貞相手の素性がわかっているのは結構大きい
ことですよ。不貞相手に慰謝料請求しに乗り込
まないよう庇いたがる有責配偶者が多いです
から。それに、自分が不貞相手の配偶者に知ら
れて訴えられるリスクも生まれますから。」
確かに。
特にE子に守るべき地位があることは、
どんなに愚鈍な被告人でも理解している
だろうから、それなりなインパクトは
あるはずだ。
さらに弁護士。
「ちなみに探偵調査をやっても、不貞相手の
自宅が内廊下のマンションだったりすると
住所が特定できなくて、顔は分かっているの
になかなか素性が掴めないケースが多いんで
すよ。今回不貞相手が戸建てに住んでいるの
はラッキーだったということです。」
たしかに〜。
以下、主なやりとりを抜粋。
◯甲との離婚協議を有利な条件で進めるため
に、甲の不貞の悪質性を示す上で今後どの
程度まで証拠を補強するのが妥当か？
→証拠は今あるものでも足りるけど、たくさ
んあるに越したことはない。
悪質性というのは、今回のケースでいえば
「結婚10年以上という、それなりに婚姻年数
を重ねていながら」「複数人と長年に渡っ
て」というあたりで累積ポイントを稼げる。
◯万が一協議離婚が不調に終わり調停もしく
は裁判となった場合、証拠能力として今の
内容で足りるか。
→不貞自体は十分立証できる。今回の不貞は
悪質性が高い方。裁判になったとしても
軽い方の事案ではない。ただ、慰謝料が
500万を超えることはないだろう。
◯慰謝料請求・財産分与・養育費の方針案に
ついて、協議離婚の観点で何か留意事項
があるか。
→マンションを、慰謝料という言葉を使わず
に財産分与の整理として行うのはよい案だ
と思うが、裁判になった時には慰謝料と
いう言葉を使わずともその意味合いが含ま
れると裁判官に認識されると「慰謝料的
財産分与」として慰謝料と同等の扱いをさ
れてしまうリスクはあり。
（すでに配偶者から慰謝料をもらったと
みなされて、不貞相手から慰謝料をとれな
いリスクがあるかも)
・協議、調停でも断固として離婚を拒否され
裁判に行きそうなことが見えた時は、別居
に持ち込んで婚姻費用をずるずるともらう
のもよいかもしれない。
◯別居ってメリットありますかね？
・裁判が最悪な結論だとすると、それを引き
延ばして別居での協議を続ける中で、
向こうが離婚したくなる、あるいはどこか
で根負けして折れる可能性があるので、
離婚裁判を焦らなくてもいいのではないか。
・ただ、別居の間も夫に住宅ローンを払わせ
続けた場合は、別居の末に離婚裁判で財産
分与の話になった時、マンションについて
は単純な1/2ずつではなく夫の取り分が増え
る可能性がある。
子供の面会以外では完全に縁を切りたいから
別居ズルズルはなんか嫌なんだよな〜。
長くなったのでつづく。