⭐︎2023年10月に不貞発覚

⭐︎家族構成

被告人(夫)アラフォー

私アラフォー

子供2人(小学生と保育園)


※夫と呼ぶに値しないので、このブログ内では被告人と呼ぶこととするW

(特に裁判はしていません)




つづき。
弁護士さんは、こちらの話に
相槌を打ったりリアクションを返したりと
傾聴の姿勢を取りながら話を聞く、
人の良さそうな方だった。
そして「まずは弁護士をつけずに自分で
協議離婚をやりたい」という私の考えに
対して、「その方針でいいのではないか」
と言い、特段反対する意向は示さなかった。


弁護士
「そうですね、法的知識にもお詳しい
ようですし、これだけ調べて十分な証拠も
とってあるので、まずは自分でやってみる
のがよいかもしれませんね。
それでアドバイスが欲しくなった時には
時間料金あたりで弁護士を利用する。
ただ、協議離婚が難しいとなった時には
すぐ弁護士をつけた方がいいかも
しれません」

「それはなぜでしょうか?」

弁護士
「協議でうまくいかないとなると
次は調停ですが、調停委員も結構ひとに
よって言うことが違うので、そこで
いかによい形で和解に持っていくか、
テクニック的なところで弁護士を
使った方がよいような気がします。」

失礼な話だが、今は協議離婚で終えたい、
何としても終えるんだという強い信念に
支えられてここまで来ていることもあり、
「もし協議離婚がうまくいかなければ」
のところは「なるほどですね〜」と適当に
相槌を打って軽く受け流してしまう私。


  主なやりとりを抜粋


〇これ以上証拠をとる必要があるか?
→客観的証拠として今のもので十分。
普段「確実」という言葉は使わない
ようにしているが、これは裁判に
なっても確実に勝てるだろう。

〇私の離婚協議案に対して、全般的に
アドバイスがほしい。
→今回のケースは裁判に持ち込ませない
ことが大事。目標は「法律(判例)以上」
だ。経済的な果実を優先するなら、
気持ちの問題は置いておいて、あえて
「慰謝料」という言葉を使わずに
財産分与のやり方の話として整理
してみるのもよい(印象の問題)。
相手の抵抗感や反発心が多少和らぐ
可能性がある。
〇早期決着を目指す中、離婚の切り出し方
についてうまいやり方があるか。
→切り出す際には、離婚届と離婚協議書
をセットで提示して、次に何をすべきなの
か相手に示してやると進めやすい。
時間をかけないことを優先するなら、あえて
離婚協議書を公正証書化しないのをお勧め
する。

話の最後に弁護士さん、
「仕事柄色々な離婚の事案を見てきまし
たが、旦那さん結構悪質ですよね
(失笑)」と言っていた。

ですよね!と私はうれしくなって、
「今まででワーストですかね?」
と聞くと、ワーストではないらしい。

上には上がいるものだ...魂が抜ける

離婚協議書を公正証書にしない考えは
今まで聞いたことのない新たな価値観で、
検討の余地があると感じた。

メリットデメリットをきちんと整理したい。


結果として、入室から退室まで
滞在時間1時間半。

弁護士さんのアドバイス全てに共感、
同調するものではないが、
結構法律とは離れたテクニック的な質問
ばかりしてしまい答えにくかっただろう中、
少なくとも弁護士さんなりの理屈において
はこれがベター(ベストかどうかは
わからない)なのでは?という考えを
示してくれ、誠実に対応してもらえたと
感じた。
ありがたい時間となった。

特に慰謝料と公正証書の件は、
新たな論点をもらえた気がする。

ただ、ど素人の一般市民ながらも私が
ほんの少しだけ法的知識をもっている
ことから、「おっしゃる通りです」
「そうです、よくご存じですね」という
回答も多く、今後有料の時間制で相談し
ても、どこまでその対価に見合うアドバ
イスを引き出せるか。
お金を無駄にしないよう、よくよく考える
必要があるなと思った。

何はともあれ、無料相談に感謝。