つづきです。


ねずさんとのお約束当日。
約束の時間より15分ほど早目に到着し待機してました。

待ち合わせ5分前くらいになったら連絡しようかと車でぼーっとしていたら

「到着しました!〇〇の前にいます!」

と、ねずさんから連絡がきました。

実際のねずさんはどんな感じなんだろう…

そう思ったもくろーはコソコソと待ち合わせ場所に近づいて気づかれないようにねずさんを探してみました。(←おい)


ちょうどその時は待ち合わせ場所には1人の男性が立っているだけでした。
おそらくあの男性がねずさんです。

念のためもくろーは

「どんな服装か教えてもらえますか?」

「青いシャツにジーパンです!」

あぁ、やはりあの男性がねずさんです。

ねずさんのことを遠目で確認したかったですが、視力が悪いせいか詳細な部分はわからなかったので、観念してねずさんの所へ行きました。

ねずさんに近づくと、ねずさんもすぐに私だとわかっていただけたようでご挨拶をしました。

ねずさんの第一印象は写真の通りでした。
笑うと顔がくしゃっとなる感じです。

それよりも先に1番感じたのが……


もくろーと背が同じ(もしかしたらもくろーの方が若干高い?)というところでした。
※もくろーは身長158cm

声は高めでニコニコしているので、朗らか(久々にこの言葉使いました)な感じでした。




本日のランチはここから車で40分かかるラーメン屋さんです。

乗り合いで行くのか、車2台で行くのか…ニコ

ねずさんの動きを待つもくろー

「ラーメン屋さんってここから遠いんですよね?」

「そうですね。少し距離があります。」

「そっかー…。あの、そこまでラーメンの気分ではなければ、この辺りでご飯にしましょうか?」

「(乗り合いも嫌だし、移動もめんどくさいので)そうですね。」

という謎のランチ変更となりました。

これが何を意味していたのかはよくわかりません。

待ち合わせ場所から歩いていける所にねずさんがよく行く飲食店があるそうで、そこでランチすることにしました。

「いや~こういうので会うの初めてで緊張しちゃうな~アハッ」

「もくろーさんは会ったことあります?アハッ」

歩きながら話しているときに気づいたのですが

ねずさんは語尾に「アハッ」って笑うことが多かったです。

照れくさくて笑っているというのでしょうかキョロキョロ
ねずさんのそんな態度や声も高くて細身の体型なので、女の子といるみたいだな~と思いました。

男性らしい人がタイプのもくろーは
「ちょっと違うな」
とここで感じました。

ねずさんはアプリで会うのが初めてらしくてもじもじしている感じでした。
(ベテランもくろーはいつも通り)


そして目的の飲食店に到着。

メニューを選んで待ちます。


待ちます。。


待ちます。。。


会話がない……


ねずさんの緊張?が移ったのか、もくろーも話題が浮かんでこなくなってしまいまして宇宙人くん

それでもご飯を食べながらお話した内容としては


ブルー音符職場の若者がアプリをやっていて、「ねずさんもやってみたらどうですか?」と言われて始めてみた

ブルー音符始めてはみたものの、会話が続かず苦戦していたときにもくろーと出会った

ブルー音符恋人が欲しいというよりも、休みの日にご飯を食べに行ったりお話してくれる人を探していた

といったことを聞くことができました。

ここまではよかったんですけどね。

ねずさんの次の質問に戦慄が走りました。





「もくろーさんは体の関係を望んでるの?アハッ」
※ここは飲食店のオープンスペースです


場違いな質問、不快な質問に驚き、イラッとしたもくろーは

「は?望んでませんけど。」

と冷たく返しました。

「だよね~アハッ。アプリでそういう人いるけどさ、俺もそういうのはちょっと違うかなってアハッ。」


え?
じゃあなんで聞いた??

決断が早いと思われるかもしれませんが、この質問をされたことでドン引いてしまったもくろーは
ねずさんとは今回限りだな
と思いました。

引いてしまった状態から、話題が出てくることもなく、だんまりになってしまうもくろー。
すると、ねずさん

「もくろーさんって大人しいんだね。」

「あ~そうですね…。」

「大人しいけど……気が強そう♡
アハッ!言っちゃった!」

えっ……
初対面でそれ言っちゃいますか??
あなた、私の何を知ってるの??

「気が強そう」って褒め言葉??

私はどう返せばいいの??
そして語尾が気持ち悪い…(ここ重要)

ポカーンとするもくろー。
にこにこのねずさん。

そしてふつふつと怒りが込み上げてしまったのでした。

飲食店を出てねずさんから食後のコーヒーを飲みましょうと言われましたが、この後用事があるみたいなことを言ってそそくさとお別れしたのでした。


つづきます