- 純粋ハチミツ
絞ったハチミツをろ過し、添加物などを加えずビン詰めしたもの。 - 精製ハチミツ
ハチミツ由来の甘味料・香り・栄養成分が含まれていないもの。 - 加糖ハチミツ
イモ類やトウモロコシ類から摂った人工甘味料や水飴を添加してもので、ハチミツの含有量が60%以上のもの。 - ハチミツ加工食品
加糖ハチミツの中で、ハチミツの含有量が60%未満のもの。 - 巣蜜
巣にハチミツが詰まった状態のもの。
ところで…
ミツバチが「ハチミツ」を作る工程って分かります?
それを知っておかないと、大事な部分の話が分かりにくいです…(^^;
- ミツバチが花の蜜を採取する
- 巣にいるミツバチに口移しで蜜を渡す
- 受け取った蜜を巣にある六角形の部屋に溜め込む
- 溜め込んだ蜜を羽で仰いで水分を飛ばす
- その作業を3日ほど繰り返し水分量を20%にする
少しだけ説明を追加すると…
巣にいるミツバチに口移しで蜜を渡したとき、口から出てくる酵素によって、ショ糖だった成分が果糖とブドウ糖に変わるんです。
それを何度も繰り返すと…
酵素がドンドン加えられて、花の蜜がハチミツに変化していくんです。
でも…
そのままでは水分が多すぎるので、発酵してアルコールになってしまうんですョ。
なので…
ミツバチは、羽で仰いで水分を飛ばすんです。
そして…
最後は…
蜜を溜め込んだ六角形の部屋にフタをして、長期保存できるようすれば完成です。
ミツバチのハチミツ作りって、かなりの作業量ですよね。
でも…
そんな大変な作業をミツバチにさせず、効率よく簡単にハチミツを作る方法があるんです。
それは…
ミツバチに大量の砂糖水を与えるんです。
そうすれば…
ミツバチは、ハチミツを作るんです。
たっぷりの砂糖水をもらえたら、ミツバチは花から蜜を取ってくる必要がないですよね。
しかも…
そのあとの工程は、ぜんぶ機械がやってくれます。
これで…
ハチミツの大量生産が可能になる訳です…(^^;
でも…
それって…
原料が花の蜜じゃなくて、砂糖水が原料になってる訳ですョ。
ちゃんとした養蜂家さんは…
寒い時期になって花が少なくなると、砂糖水を与えることはあります。
でも…
エサのメインが砂糖水になってしまうと、もう分かりますよね。
花の蜜が原料になってるから、ハチミツは栄養があるんです。
でも…
砂糖水が原料になると、全く違うモノになってしまいますよね。
それは…
ハチミツじゃなく、ハチミツもどき…です(笑)
で…
上述しました通り…
加熱して水分を飛ばしたモノは、精製ハチミツに分類されます。
でも…
それでも「ハチミツ」と名乗ることが出来る訳です。
ハチミツの味が好きなだけで、原料が何なのかは気にならないんであれば、別に構わないんですョ…(^^;
ただ…
健康のためにハチミツを…と考えてる人には向かないですよね。
で…
少し衝撃的なお話をさせて頂きますね…(^^;
2018年に公開された論文によると、18ヶ国を調査した結果、市販されているハチミツの27%が疑わしいという結果になってます。
あと…
産地偽装(花の成分が微量)に近い商品は、100品中69品だったそうです。
半分以上ですね…(^^;
他には…
- アジアのハチミツの52%が粗悪品
- ヨーロッパの6品のハチミツに砂糖が追加されていた
- テストした2品のマヌカハニーは、いずれも粗悪品であった
ニュージーランドのマヌカハニーって、1ビン数万円とかする高級ハチミツってイメージじゃないかと…(^^
でも…
そういうことを知ってしまうと…ですよね。
ちなみに…
マヌカハニーの1年間の生産量と流通量は、以下のようになっています。
- 生産量: 1,700トン
- 流通量:10,000トン
「あれっ?」ですよね(笑)
で…
本物のマヌカハニーの場合、記載では抗菌成分が「860mg/kg」となっています。
でも…
実際に検査してみると、370mgしか入ってなかったということもあったようです。
半分以下って、どう思います?
ただ…
世界中の商品を1つ1つ調べた訳じゃなく、たまたま選んだサンプルがそうだったってことですから、良品もたくさんあるハズですけどね。
もし…
詳しく知りたい場合、以下の農林水産省のデータを見て下さいね。
⇒ 養蜂をめぐる情勢(農林水産省)
で…
もし…
自分が買った高級マヌカハニーがニセモノだったらどうします?
でも…
自分では、確かめようがないですよね。
マヌカハニー協会っていうところがありまして、HPでは次のように書いてあります。
『このマヌカハニーは本物かしら?と
疑問をもたれましたら、
当協会にお問い合わせください。』
なので…
不安であれば、以下のHPで確認してみて下さいね。
⇒ マヌカハニー協会
というか…
色々と説明しましたので、何だかよく分からなくなってきたかも…(^^;
ただ…
スーパーなどでもよく売ってるモノですから、騙されないようにして欲しいですね。
例えば…
栄養面を気にしてハチミツを買うのであれば、加糖かどうかをチェックして下さい。
加糖は…
読んで字の如しで、糖を加えたモノで、天然ハチミツではありません。
あと…
ハチミツに含まれる栄養素は、熱に弱いモノがいっぱい含まれているんです。
なので…
天然のハチミツを加熱してしまうと…
その時点で、ただの甘い蜜に変わってしまうんですョ。
ハチミツの効果を大事にしたいなら、加熱はダメなんです。
健康のために…
熱い白湯にハチミツを入れて、飲んでる人がいますよね。
それは…
ただの甘いお湯になってますよぉ~(^^;
まぁ…
温度によりますけどね。
ハチミツの健康効果を期待したいのであれば、白湯の温度は45度までにして下さい。
50度を超えると、ハチミツの成分は壊れます!
ですから…
加熱処理されて売ってるハチミツは、避けた方がいいですよぉ~!
で…
成分表などを見ると、加糖かどうかは分かるんです。
でも…
加熱処理の有無は分からないんですョ。
それから…
天然ハチミツは、値段が高いです…(^^;
でも…
高いからといって…
天然ハチミツだとは限らないから困るんですよねぇ~(^^;
じゃあ…
どうすればいいのか…ですよね?
それは…
信用できるお店で買うしかないんですョ…(^^;
でも…
安心して下さい…(^^
以下のハチミツなら大丈夫です。
近所では売ってないと思いますので、ネット通販になってしまいますけど…(^^;
安心・安全・良質なハチミツはコレ!
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