29. 海外 修羅場② | 武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

『自立系武闘派』と呼ばれる男性性優位な女性に属する私は夫を立てる『愛され妻』とは真逆

そんな私がどんな風に不倫問題を捉え、夫と闘い、自分と向き合い、何をギフトで受け取ってきたのか綴ります

あなたも夫の不倫を笑い飛ばし、本来の自分へ戻りませんか?


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海外 修羅場 労働ビザ問題②



わたしは労働ビザが取得できる日を指折り数えて生きていた3年間だった







寝ても醒めても欲しいものは労働ビザだった





合法的に5年滞在すればアメリカでいう

グリーンカードのようなビザに切り替わる制度だった

どの企業でも労働できる滞在ビザ





あと2年で手に入る所だったのが

オットの転職先の不手際で振り出しに戻った





オットにオファーを持ちかけた上司は

会計事務所に確認したら、ビザは継続更新になる

とオットに説明をした

それを確認できたから転職したのだ






話が違う







勤務先に抗議しろムキー

約束が違うムキー

上の人と話してこいムキー






オットは、わたしの怒りはもっともだと言った

でも、もうこうなってしまったら仕方がない

しょうがない、それを繰り返すばかり





加害者のお前が言うなムキー





ただどんなに抗議しても何も変わらなかった

いま思えばその上司が会計事務所に本当に確認したのかどうかさえも疑わしい

書面でのコミットは何ももらっていなかった

オットは上司の口約束しか取り付けていなかった






何ごとも交渉ベースの欧州において

言葉の問題を除いても

オットがそもそも交渉を好まず

その場凌ぎにテキトーに取り繕い

妥協しで終わるのを何度も見て来た

交渉は喧嘩のようで好まないという




アホか!!





喧嘩じゃなくてそういう文化なのだ、ここは!

その度にわたしが交渉役を代わり

納得するまで先方と落とし所を見つけて来た

移住してからそんな3年間だった





この積み重ねた事象によって

わたしはオットの交渉をまったく信用していなかった




今回のビザの件もどうせいつものように

家では適当にわたしを宥め、取り繕い

会社には大した抗議もしていないのだろう

どうせ体面重視のいつもと同じに違いない





わたしの中での真実は




会社とオットがグルになり


わたしを騙し


丸め込んだ





そういうことになった

この時からオットと会社はわたしの敵となった





この日からわたしの座右の銘はコレ





いつか見てろよ、このやろー






わたしは怒りの塊だったし

生き霊が出ていたと思う程に怒り狂っていた




この出来事は大きな亀裂を生み

結婚生活最大の禍根となった





このブログは回顧録です
いまはオットと穏やかな日々