博多へ来たなら筥崎宮は外せません。
筑前国一之宮でさらに大分県の宇佐八幡宮、京都の石清水八幡宮と並んで三大八幡宮の一社です。
本殿から一番近い、手前の鳥居は、一之鳥居、
奥に見えるのが二之鳥居
一之鳥居は1609年に黒田長政が建立
下の写真では肝心な場所が写っていなくてわかりませんが「筥崎宮鳥居」と呼ばれる珍しい構造。
重要文化財です。
また参道の突き当たりは海岸であり、「お潮井浜」 と呼ばれていて、ここの真砂で身を 清める風習があります。
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楼門は、1594年に小早川隆景が建立
「敵国降伏」の御宸筆
亀山上皇の御宸筆を謹写拡大したものが掲げられています。
地理的に、古来から大陸、半島への玄関口である交通の要衝
亀山上皇の時代はまさに元寇の時代
切実な願いが込められていたと思われます。
ちなみに、その意味は、武力によって相手を降伏させるではなく、徳の力をもって導き、相手が自ずから靡き降伏するという国のあり方を説いているそうです。