明神原まで行けば城山山頂まで行かないわけにはいきません。
頂上付近は平坦な地形
この辺りの地形は花崗岩が基盤ですが、城山山頂付近ではそれを覆うように安山岩(硬い溶岩)が覆っています。
その中でもこの周辺は安山岩の中でも最も硬い性質を持つサヌカイト(カンカン石)が分布しています。
南部を見渡すと讃岐山脈を超えて徳島県の剣山地まで見えています。
北側には瀬戸大橋と本州
私の実家がある倉敷の母校の校歌に出てくる山々も見えます。
高松の市街地も見えますね。
前のブログにも書きましたが城山は、名前にある通り朝鮮式の古代山城があります。
県内にある屋嶋城のように古文書に記録はありませんが、屋嶋城や福岡県の大野城と同様に白村江の戦いに敗れた際に国防のために築かれたと考えられています。
しかし、発掘調査などが行われておらず、まだまだ謎が多い遺跡です。
そんなわけで、城山のあちこちに石垣や石製の加工物の遺跡が点在しています。
残念なのは、案内板や説明板がほとんど整備されてなくて、どれが遺跡なんだかわからないし、おまけに道順も分かりづらく、道路から外れて山に分け入ると、同じような景色が続くため、下手をすると遭難しそうになります。
これって酷いでしょ(笑)
大きな自然石が点在しているので。本当にどれが遺跡かわかりません💦