前日のブログの続き
坂出にある城山
麓の城山神社
讃岐二十四社の一社です。
御祭神は、日本書紀に第21代の天皇の景行天皇の皇子の一人として記載のある「神櫛皇子」
また、御祭神は讃岐国造の始祖とされています。
ちなみに、御祭神の陵墓は高松市にあります。
ちなみに、香川県にある宮内庁管轄の陵墓はこのほかには崇徳上皇の陵墓があります。
城山神社は、元々は城山の山頂付近ある明神原の地に鎮座していたと伝えられています。
明神原への入口
こういう場所にしては珍しく「陽」の空気を感じました。
(いつものパターンだと大抵、変な虫が顔の周りに飛んでくるんです)
磐座の一部が見えてきました。
明神原では古代から祭祀が行われていたと考えられています。
弥生時代の銅鐸も発見されています。
讃岐の国守だった菅原道真が明神原山頂に篭り雨乞いをしたとも伝えられています。
古代山城の曲輪の遺跡もありました。
下側から眺めると曲輪の石列跡がよくわかります。
現在は木々に囲まれており展望ができませんが、近くにある展望台から眼下を眺めるとこの地に祭祀場があったわけがわかるような気がします。
向こうに見える山は五色台
石器に使われたサヌカイト(カンカン石)の産地です。
ここ城山の山頂付近でも採掘されています。