雨の中の参拝
いや、参拝というのもはばかられる麓からの写真撮影のみ...
この神社は子供の頃から遠足などで何度も参拝もし、写生をしたりお弁当を食べたところです。
階段を上がって国宝の本殿を観るとそれはそれは立派です。
雨にもかかわらず、七五三の参拝客で訪れた日は多くの人で賑わっていました。
ちなみに右の柱に書かれている「官幣中社吉備津神社」の文字は、犬養毅の書いたものです。
犬養毅の生家はここからわりと近い場所にあります。
ご祭神の吉備津彦命が百済から飛んできたという伝説の温羅(うら)という鬼を成敗した伝説とかかわりのある石です。
この岩の上に矢を置いて、ここから、温羅の住む「鬼の城」(朝鮮式山城)へ矢を放ったと言われています。
なお、各地にある朝鮮式山城は、史実としては白村江の戦いに敗れて、防衛のために築いたと言われていますが、「鬼の城」については、はっきりと名前が書かれた記録がないようです。
ミステリーなのです。
ちなみに、今回、ここを雨の中を訪れたのは、この神社の背景にある吉備の中山に行きたかったからです。そのため神社については少々手抜きのブログになってしまいました。(汗)
吉備津彦命については、吉備の中山の御陵についてのブログでもう少し詳しく書いてみたいと思います。