下のの話である。

 

昨日の運動会、下のはリレーを走ったのだがそこで驚くべき光景が・・・。

 

 

 

下のの学校、グループ学習が多く何かにつけて生徒らに考えさせる。

で、クラス対抗のリレーについては各クラスで戦略を立て、走る順番を生徒らの話し合いで決めさせたらしい。

どういう戦略で我が子がどこに配置されたのか気になったんだが、多分序盤に走らせて差をつけられてもいかんし、終盤に走らせて追い抜かれてもいかん。だから当たり障りのない真ん中あたりを走らされるんじゃなかろうかと思った。

下の、どう考えても足は遅い。

体型も上のは細いのだが下のは太い。

例えるならば

ゴーストバスターズ」のかわいすぎる破壊神『マシュマロマン』が ...

マシュマロマンみたいな感じ。

野球ならキャッチャー、サッカーならゴールキーパーという感じで、速く走らせるというよりもラグビーとかでタックルさせるのに向いてる感じである。

で、予想通り下のは真ん中あたりで登場した。

3位でバトンを受け取った下の。

「どべになるのだけは勘弁してくれ!」と祈りながら見ていると、なんと2人を追い抜き1位でバトンを渡した。

「おぉぉぉぉぉぉ~!!!」

興奮のあまり声が出た。

あいつがあんなに走れるとは思いもしなかった。

思わず「見ましたやろ!?あれ、うちのせがれだっせ!うちのせがれだっせ~~~~~!!!」と向こう三軒両隣の人たちに言いふらしたくなるほどの興奮であった。

 

あとから「おめー2人追い抜いたな」と言うと「動けるデブを目指してる」とのこと。

聞けばクラスの中で足は速い方だという。

マジか?いつからそうなった???

 

しかし「けどお前、徒競走の時は4人中3位だったじゃん」と言うと「あいつらはバスケ部だ。さすがにそういうのには勝てん」とのこと。

そうか、ならしょうがない。

 

で、昨日は嫁が来なかったので帰りに二人で飯を食った。

下の、僕が学校に行くと帰りは「何か食わせろ」と大概外食になる。

で、飯を食いながら学校の事とか友達のことを色々と話す。

最近のトピックは再来週の定期考査である。

前回はオール平均点以下。注目の英語に至っては平均点の半分以下であった。

「今回は全科目平均点以上を目指せよ」と言うと「そんなの無理に決まってるだろ。目標は赤点(60点未満)ゼロだ!」という。

おぉ、なんという志の低さ!しかも「あ、英語は除く」とか言う始末。

 

以前に買った

これは1周終わって2周目で頓挫。

もう全力で拒否!

僕も伴走すべく下のの部屋で付き添うのだがあれこれ理由をつけてやらないのでこちらも「キィー!」ってなって口げんかが始まり、あげくは毎晩のようにモンゴル相撲川西場所が開催されていたのだが、最終的には僕の方が音を上げてしまった。決まり手は寄り切り~寄り切って下のの勝ち~

 

下のの学校、基本的には希望者は全員上の高校に上がれる。

普通に息をしていれば進級できる。

だが、あまりにも成績が悪い場合は物言いがつく。

そのまま上にあげても勉強についていけずに本人のためにならないという配慮である。いや~そこをなんとか・・・

その基準が定期考査の赤点の数。

なので下のの目標は赤点ゼロなのである。

いや~笑けてきますでしょ?

僕も笑っちゃいますよ、わっはっは~。

 

なので「お前な、目標は高校に上がることじゃなくてその向こうの大学入試でしょ?今からそんな志じゃ大学いけねーぞ。」

「せめて平均点を目指してくれ。にいに(←上のの事。家の中では呼び捨てか、にいに)だって平均点くらいをウロウロしてただろ?な?」と低次元な会話をくり広げる。

 

さぁ今回はどうなるのかね?

中学校の定期テストって勉強すれば点数とれるはずなんだけどな。

けど正直今の下のじゃ平均点もきついと思う。

中1の単語もわからんもの。

となればやっぱり目標は60点???

もうそれでいっか。。。