白髪岳山頂から松尾山を目指す。

 

 

写真じゃわかりにくいが結構な激下り。

そうだそうだ。こんなんだったわ。

じわりじわりと記憶がよみがえる。

下って登り返して水山。

正直完全に記憶から消えてた。

この景色見てうっすら思い出した。

日当たりが悪いのかねぇ。

この辺は雪が残っている。

昨日、川西も降ったからねぇ。

ほれ急げ。

日が暮れる。

この辺りで篠山口まで行くかどうかを考える。

松尾山から古市駅までの周回にしようかね。

こっち側から白髪岳に向かう人も多いみたいだな。

道標はほんとにしっかり建てていただいている。

で、この道標を見て気付いた。

YAMAPの篠山口へのルートは僕が17,8年前に歩いたルートじゃなかった。

文保寺へ下ったわ。

うん、思い出した。

つーか文保寺なら時間的にも余裕で降りれるな。

で、一登りして

松尾山にと~ちゃこ。

ここでの登りでトレランの人に追い抜かれた。

トレランの人、やっぱ速いなぁ。

ここ、城跡ですか。

ん???

何か視線を感じると思ったら。

誰よ?こんなところにメガネを忘れた人は?

こっちのは古いやつ。

僕が前に来た時にはこっちの山名標だったんだろう。

はい、ポーズ!

さ、下るべや。

いや~残ってますなぁ。

時折霜柱を踏みながら下る。

道標。

古いのもある。

さぁ行きましょ。

で、ジャンクション。

へぇ~

そうですか。

こっちに行ってみたい気持ちもあるけど

今日のところはこっち。

YAMAPの地図を見ると地形は緩やか。

距離的には山道で篠山口まで行ったほうが近そう。

ただ時間がね。

ワンチャンミスったら日が暮れてしまう。

遠回りでも早く集落に降りたほうが安心。

今回は前回の検証をしたいという気持ちもあったしね。

最後の下りで僕がミスってたのか地形図が間違いだったのか。

ってわけでたりらりら~んと下る。

最後結構急な下りだったと思うんだが気持ちのいい下りである。

と言いながらも結構な下り。あの上から下ってきた。

で、下を見下ろす。

あ~そうそう。あの沢沿いを下っていく。

こんな感じでロープがあって

下る。

まぁロープ使いませんが。

バイバイ、また来るよ。

そうそう。

こんな感じ。

なんかちょっと荒れてたイメージ。

ほれ下れ下れ。

前はもっと日暮れとの戦いだったな。

ここだけ見たらなんか南アルプスみたい。

しかし今回も殆ど人がいなかったな。

つーかもう一回来たいな。

次は迷うことなく岩場を通過し、最後まで山道で篠山口まで歩きたい。

舗装路に出た。

バイバイまた来るよ。

イノシシの痕跡はなかったけど黒豆はたくさん落ちてた。ふんふんふ〜ん黒豆よ♪

で、文保寺にとうちゃこ。

全然記憶がない・・・。

当時は全然お寺に興味がなかったからな。

ここもぜーんぜん記憶がない。

あの時は朝嫁を仕事場に車で送って、帰りも迎えに行かねばならんかったから急いで駅まで向かった記憶がある。

それにしても全然記憶がないぞ。

立派だねぇ。

へぇ~。松尾山ってこういうポジションなのね。

なんかポンポン山を思い出したわ。

落ち着きのあるいいところね。

のんびりした風景。

明るい農村って感じ。

無事に下山。

ありがとうございました。

なんか懐かしい感じがしますな。

白髪岳、地域の人から愛されてるなぁ。

で、篠山口駅にと~ちゃこ。

実はね、去年・・・いや一昨年か。

ど深夜にここまで来たんですよ。

呑んだ帰りに爆睡しましてね。

気が付いたらここで。

「え?どこここ???」ってなりまして。

で、ここのベンチで朝まで寝てた。

学生の頃から野宿とかしてたんでね。

勝手知ったるなんとやらですよ。

 

関西に帰ってきてからはその一回だけだけど、若かった頃は時々深夜の片道切符の旅に出てましてね。

旅人の本能なんでしょうなぁ(笑)

塚口に住んでた頃は阪急だったから三宮と梅田を何度か往復して、最後ど深夜西宮北口で目覚める。

で、タクシーで帰る。

深夜料金だから3500円くらいかかったかねぇ。

あ、当時は神戸の支店に通ってたんですよ。

で、川西に移ってからは阪急からJRに変わりましてね。

阪急ならかわいいもんだけどJRとなると線路は続くよどこまでも~って感じじゃないですか。

新快速なんて乗っちゃうと果てしなく東へ東へと連れていかれる。

一番遠くは米原。

季節は冬。

改札の前で野宿。

寒かった~。

近くにホテルとかなくてね。

タクシーの運転手氏に聞いたら彦根まで行かないとホテルがないと。

で、タクシー代聞いたら阿保らしくなって野宿を決めた。

最初お外で寝てたんだけどお巡りさんにここは寒いからって改札の前を勧められまして。

 

あと野洲でも一回。

目覚めて「え?どこ???」と。

野洲ではちゃんとビジネスホテルに宿泊。

 

それ以来「意地でも尼崎で降りるんだ!!!」と強い意志を持って電車に乗った。

けど気づいたら新三田ってのが2回、道場ってのが1回ありましてね。

新三田も道場も周りに何にもなくて。

で、野宿ですわ。

都合年に2年に1回くらいのペースで深夜のぶらり終着駅の旅に出てましたわ(笑)

 

ちなみに僕は野宿して始発で帰る派だったんだが、同僚のM田はとち狂ってましてね。

あいつ意地でも家に帰るんですよ。

前、寝過ごして西明石まで行ってそこから宝塚までタクで帰ったという。

何万かかったって言ってたかな?

凄まじき帰巣本能。

あいつの前世、間違いなく鮭である。

 

つーかうちの会社、飲み会が激しかったんですよ。

あ、昔の話ね。

今はそうでもない。

何か会社の飲み会があるでしょ。

で、そのあとスナックとかに連れていかれるんですよ。

スナックって飲んだらまた注がれるでしょ?

わんこそばみたいに。

飲んだのにまた原状復帰みたいな。

だからやられちゃうんだよねぇ。

 

まぁ昔の話。

1回篠山口でやらかしたけど今はそんなことはございません。

新三田よりもこっちの方が線路がたくさん。

利用客は新三田の方が多いけど、こちらは天下の特急停車駅である。

てなわけで改札をくぐる。

おぉ~帰りはちょうどいい電車があった。

というわけで久々の白髪岳を楽しみましたとさ。

 

 

本日の記録

いや~あの本のコースタイム、4時間には全然収まりませんでしたわ。

距離は13km。

ほどよい。

まぁ平地歩きも長いからね。

累積標高811m。

まぁこれも可もなく不可もなく。

 

ルートはこんな感じ。

綺麗にお山の形ができてますな。

左が白髪岳。

真ん中が水山。

で、右が松尾山。

 

いや~楽しかったよ、白髪岳。

ぶら散歩だと山というより完全に散歩だし、六甲山はいいんだけど有馬温泉に下った後が結構長いのよね。

それを考えたら電車1本で川西まで帰れるから福知山線沿線のお山はいいねぇって思う。

 

おしまい