金沢にと~ちゃこ。

金沢・・・北陸のボスである。

ケンミンSHOWで富山出身の柴田理恵がゆーとった。

金沢には勝てんと。

電車から次々と乗客が吐き出される。

のんびりした風景からいきなりこの感じ。

いや~なんか大都会に来たような気分になる。

おぉ~ひゃくまん穀ですか。

いや~さすが金沢。

百万石の意地とプライドを感じる。

改札口は大混雑。

来年3月から「サンダーバード」の文字が消える。

そしてここは終点ではなく途中駅になる。

まぁ金沢発着の便もあるだろうけど。

ほぉ~ここでもユニバですか。

まぁJR西日本の管内ですからのぅ。

いまは乗り換えなしで大阪までいけるけど今度からは敦賀で乗り換えである。

所要時間は短くなるだろうけど。

 

で、駅舎を出る。

 

僕が「金沢の凱旋門」と勝手に呼んでいる鼓門。

僕が初めて金沢に来た時にはまだ工事中だった。

完成してから来るのは3回目。

まぁ電車で通過するだけならもっと来てますけど。

どこの街も駅の前にはとりあえず高い建物を建てますな。

横断歩道から。

これを眺めながら向かうのは

そう、近江町市場。

旨いもんを食いに行くのである。

おっ!

カニの季節ですなぁ。

けど今日はカニじゃない。

ぶっちゃけ金沢の街を歩くのは初めてである。

これまでは金沢で途中下車はしたものの、それは乗り換えの合間であって駅前をウロウロしたくらい。

ぶちゃけ駅の敷地から出るのは初めてである。

おっ、モンベルさんハロー。

もっとドカ雪が降ってるのかと思ったけどそうでもない。

気温も高めで寒さは感じない。

このバス、行き先が内灘駅となっている。

一瞬、四国のあの駅を思い浮かべたけどあちらは「下灘駅」。

つーか、この香林坊。

文字では見たことあるけどこの香林坊って何だろうか?

地名?何かの建物?気にはなるけど調べたことはない。

この人たち金沢の駅からずっと一緒。

なんか全員近江町市場に向かっているような気がする。

で、とうちゃこ。

ほぃ、信号は青ですよぅ。

近江町市場に侵入である。

あ~なんか難波の近くの木津市場に雰囲気が似てる。

おぉ~。

旨そうですな。

けど向かう先はここではない。

つーかね、こういうのってどこに行ったらいいのかわからないじゃないですか。

てことでね、ぐるなびを見て評価の高いところに行くことにした。

おぉ~当たり前だけど市場である。

こないだね、友人ナオトが遊びに来た時に鶴橋の市場に行ったけど、市場って楽しいよね。

売ってるものは面白いんだが、ぶっちゃけ高いのか安いのかわからん。

観光地価格ってのもあるからな。

よく〇〇市民の台所とか言うけど地元民は日常の買い物をしに来るのかね???

市場と言えばね、僕が小さかった頃、垂水(神戸)の廉売市場にはおかんに連れられよく行った。

いろんなものが売られてましてね。

あそこに行くと魚と漬物とお茶のにおいが入り混じった、今思えば懐かしいにおいがしたものである。

カニですなぁ。

みそ汁に入れたらうまそう。

家が近ければね。

さすがに片道6時間は持ち運びがやばそう。

 

市場の中をウロウロするも目的のお店の場所がよくわからん。

で、いったん外に出て別の入り口の前でチビと作戦会議。

 

そしてふと見ると

あ!!!

ここ!ここですよ!!!

探していたのは山さん寿司。

期せずして目の前に現れた。

しかも誰も並んでない。

チャンス!これは大チャンスである!!!

いや~うまそう。

お邪魔しますよぅ。

これ、メニュー。

うむ、高い!

適正価格がわからんが観光地価格なのかな?

でもいいの。

今日は特別。

ぶっちゃけ金さえ払えば大阪でも食えるのかもしれん。

黒門市場あたりで。

でもね、金沢で、近江町市場で食べることに意義があるのである。

やっぱ北陸と言えばのどぐろでしょ。

よしこれもいっとこ!

全部でいくらになるんだ?

まぁいいや。

もう、清水の舞台から飛び降りて地面にめり込む思いである。

 

お店の人に「のどぐろ。もうね、1人前ないわ。あるだけでいい?」と聞かれる。

ちょうど昼過ぎだけどそんな感じなのね。

いや~ありつけてラッキー。

あるだけで結構です。

 

そして来た来た。

のどぐろの炙りである。

チビにも食わせて僕も食べる。

う~む、

旨し!!!

 

そして

チビの海鮮丼が来た!

いや~圧巻の迫力である。

大盛の美学!

ウニにいくらにエビにカニにホタテにタコにイカにウナギにブリに数の子、サーモン、タイ、そしてマグロ。さらには金箔ものっている。

うむ、ゴージャス!!!

 

そして僕が頼んだのは

こちら。

いやね、正直思ったのよ。

金沢でウニいくら丼?って。

北海道ならいいのよ。

けどここは金沢。

ここでこれいくか?って。

ここは普通に海鮮丼ちゃうか?って。

でもね、食べたかったの。どーしても。

なんか函館の朝市でお好み焼きを食べるようなそんな背徳感があるんだが、僕はどうしてもウニといくらが食べたかった。

 

 

こうやってね、にぎりにして食べることもできる。

ウニといくら。

旨し!

こっちにも金箔。

いや~金沢、百万石で金箔で。

「どんなもんじゃい!」というゴージャスの暴力である。

ウニ・いくら・金箔。

いやね、別に金箔に味はないよ。

なんで金箔食べるのよ?って思ったりもする。

だがここは金沢。

黙って金箔食っとけばいいのである。

 

で、

旨し!!!

旨し旨し!!!

地元じゃ絶対に食わん。

観光地で気持ちが大きくなってないと絶対に食べないランチである。

いや~うまかった。

明日からまた頑張れるような気がする・・・。

で、その後も市場を見て回る。

ん?カキ???

いや~これは食べにゃいけんじゃろう。

広島魂に火が着いた。

あ、でもホタテもおいしそう。

あ、ウニも・・・。

さっき食たばかりなのに・・・。

 

 

色々誘惑が多いのだがそれらを振り切りカキをいただく。

生ガキ。

レモン汁をかけてちゅるん。

旨し!!!

チビは人生初の生ガキである。

食に対して飽くなき探求心をむき出しにしてくるチビ。

嫁がストップをかけるのでこれまで食べる機会に恵まれなかったのだが、今日は嫁がいない。

というわけでチビもちゅるん。

旨い!というのでもう1個食えと勧めるも当たったら怖いと言うので2つ目は僕が食べた。

この辺、嫁の教育が根深いのよね。

嫁にダメと言われたものについては最低限で自粛である。

で、どぜうですよ、どぜう。

英語でローチ。

アクアリストならピンとくるでしょ。

クーリーローチ。

クーリーローチ 1匹 (熱帯魚) | 熱帯魚・エビ,ラスボラ・他小型 ...クーリーローチ(3匹) | チャーム

あのローチはどぜうのローチである。(画像はお借りしました)

 

チビが食べたことないから食べたいという。

で、2本購入。

旨し!!!

お手ごろだしなかなか珍しいものだしいいものを頂きました。

 

というわけで近江市場を堪能し次なる場所を目指すことにした。 続く