伯備線で新見を目指す。

いや~さすが晴れの国岡山。つい3時間前まで雪の中国山地を走っていたのが信じられない感じである。

列車は総社にとうちゃこ。井原鉄道に乗っていたらここへワープしていたわけである。総社には去年も来た。桃太郎線こと吉備線に乗ったのである。

その吉備線を右手に見ながら列車は進む。

しばらく走ると高梁川。伯備線と言えばこの川である。

乗客も少ないので先頭車両にかぶりつく。

くねくね。

なんかの工場。

石灰石だった。そうか。昔は石灰を運ぶ貨物列車が走っていたな。今はどうなったのか知らんけど。

複線のトンネルを潜る。

時折上下線が広く離れる。東北線でもそういうところがあったな。トンネルも一緒だったり離れたり。

特急と行き違い。この手前でも普通列車とすれ違うはずだったんだが線路が離れ離れになっていて分かれている間に通過してしまった。

晴れの国岡山でも中国山地に分け入るとそこは雪国となる。

そして列車は

終点の新見にとーちゃこ。

あ、213系ですか。211系じゃなかったのね。

あちらの列車は姫新線。

伯備線との接続を行い津山方面へと出発していった。

ここにもなんだかんだで毎年のように来ているなぁ。

さぁ乗り換えますよぅ。

いや~いいねぇ、この雰囲気。昭和にワープである。

そして列車が入線。備後落合行きである。

芸備線、なかなかの兵である。この閑散区間は乗り潰しの旅をする者には難関である。

というわけでここから日に5本しかない列車で備後落合を目指す。   続く