32歳〜42歳まで卵子の老化を実感 | 43歳で不妊治療諦めました

43歳で不妊治療諦めました

結婚して直ぐに子供が欲しく産婦人科に行ったら無精子症でした。
そから、本格的な不妊治療を始めて13年が経ちました。
出来る事を精一杯やりましたが、残念ながら2017年の43歳で治療を終了する事にしました。
ベビ待ちから外れて今はこれからの事を書いていきます。

2周期おやすみの期間を与えて、誘発剤3日目の診察で見えた卵胞は2個でした。

右2個‥
左見えない‥

やっぱり年齢的な事なのか、それとも誘発剤を今までうち過ぎたために効かなくなってしまったのか?

どちらとしても、時の流れは残酷です。あと数年前に戻りたいと思っても戻れない。
だけど、仕方ない‥好きでここまで続けて来たわけでもないから。
30歳ギリギリ手前で結婚して、もう既に30代入った時から遅い結婚だと思ったいた私。
子供も30歳で欲しいと願ったものの叶わず、32歳で顕微受精を始めた時に、先生に「○○さんはまだ若いから大丈夫ですよ」って言われて、笑っちゃいました。あの時は32歳ってすごくおばさんだって思ってたんだけど、だから子供も焦っていたんだけど‥今、思えば若かったな~って思う。
だって、あの頃私より年上の人がたくさん病院に通っていたんだもの。
そして、今私は42歳。
他からすれば私はまだ若い方だったのかも。
卵も問題なく8個位はとれていたし。

2013年までは調子の良い時は6個まで採卵出来て(この時39歳)卵がとれなくなるなんて何の疑いも持っていなかった。
この頃、通っていた病院はHMGは3~4本程度しか打たなくても育っていた。
前の病院では毎日の様に辛い注射を打って卵を育ていたけど、今の病院は、軽い誘発で卵が6個位は出来るのかと感心していました。

だけど、今年に入って2年振りの採卵。なかなか上手くいかなかった‥何よりも誘発が効いていなかったことにビックリ!
育つ卵は2個。
5月~8月まで挑戦したけど、2個しか育ちませんでした。しかも、未熟卵の時も。この時もうすぐ42歳になろうとしていました。
2個じゃ全滅してしまうし、移植までもっていく事は難しいです。私達の場合、旦那の精子が少ないから顕微受精するなら、なるべくでも多くの卵をとって受精させ、確率を上げなければなりませんから。
良く卵子が悪いとか言われるけど、私の場合何も問題なく毎回、見た目はきれいなく卵でしたと言われていました。

なら、どうしてダメなのか?受けた病院先々でカウンセリングをして質問するけど、答えはさまざまでした。
本当のところは何が悪いなんて分からないです。
だけど、日本に数人しかいないと言う、生殖カウンセラー(免許の名前忘れてしまいました)の方からズバリ言われました。
やっぱり一番は旦那さんの、精子に問題があるのかも知れないと。
同じ顕微受精をしても、やっぱり他人とは状況が違うし、例えば普通に射精した精子だけど弱いから顕微受精と、TESEからの顕微受精、または女性の方原因で顕微受精では確率は違ってくると思います。
だから顕微受精の確率って全部の統計だしあまりあてにならないかなって思う。
同じ顕微受精でも私達の状況が一番確率が低いのかな‥
全く素人だから分からないけど。

今は卵が育たないなら、本当は自分に合った病院選びをしなくてはならないと思います。
KLCなら、誘発を使わずに自然周期で採卵出来るし、毎月採卵出来るメリットもある。
だけど、今までだと夫の精子だからたくさん卵を作らなくちゃなかった。今は、たくさんの卵胞は出来ないし、だからKLCのやり方が合ってると思うけど、精子がない。AIDはやってない。
それに金額も違ってくる。
今の病院は、高刺激で卵をたくさんとるとるいう方針らしく金額も卵の採れた数で金額が変わってくるわけでもない。いくつ採れてもざっと60万位はかかる。たくさんとれればいいけど、2個しか出来ないとれればなると数で金額が変わる病院の方が金額的にはいい。
でも、私達はここしかないのだから、選ぶ立場ではない。
もちろんありがたいと病院に感謝しています。


今年に入って年老いたんだと実感しました。
診察では、内膜症ですねって言われました。
病気一つした事のない私、健康には自信満々だった私、ビックリして思わず声をあげてしまいました。
これは、手術をしてとるようなものではなく、35歳を過ぎると何パーセントの人がなるのかは忘れましたが、出来るらしく問題ないそうです。
やっぱり年齢は避けて通れないんだなと。

今年に入って病院を探しましたが、なんと年齢で断られてしまう事実。
衝撃的でした。

この間の説明会でも、年齢での確率の話になって40歳を過ぎると数パーセントの確率と聞かされ、耳が痛かったです。
もう、自分では充分に数パーセントだと分かっていても、やっぱり年齢の事を言われると辛いです。説明する中、ギュッと拳を握りしめ下を向いて、歯を食いしばってました。妊娠したい気持ちは若い人達と同じだから。

知らず知らずのうちに、10年治療を続けてあっと言う間でした。
本当、自分だけ時が止まったままで年齢の事さえ忘れるほど無我夢中で早かったです。
だけど、辛い事を思え返せば長かったと思います。

もし、人生をやり直せるなら私は絶対20代で結婚して出来るなら20代のうちに子供を産みたいです。

若さは取り戻せない。
なんて虚しいのでしょう。
若い人が羨ましいです。

よく言われる「卵子は30代後半を過ぎると急激に減る」って言葉、本当でした。

今は、私の問題で妊娠までいけるかになってしまい不安です。

今、治療されている若い方、まだまだ若いし希望もあるので負けずに頑張って下さい。

私も残されている時間は短いですが、悔いのない様に頑張りたいと思います。