そろそろ時期に入る。
何のって我が家で行われるサミットだ。
グループメンバーはすー様を筆頭にむぎすけ、ごまちー。
このメンバーは自宅警備員「ニャルソック」も兼務している。
何に対しての警備かって?来客?いや、違う。
それはね、主に足の多いヤツ。
おわかりですね、家の中を這うあの虫。
我が家は田舎の山の根にあるので、どうしても虫は多い。
畑を掘れば大きなカブトムシの幼虫はわんさか出るし
それが夏になるとクワガタたちと一緒にガンガン窓に当たる。
息子たちが小さい頃はありがたかったが、今は「あー来たか」
くらいの感じでしかない。
まぁ、この虫なら別にいい。
困るのは・・
カメムシ。ごまちーがベランダでどうしようかという
顔をして。いつもじーっと見つめている。
頼むから触らないでくれよ。
ミツバチ。畑に母の友達のミツバチおじいさんが箱を
置いているので時々ベランダに入って来る。
すー様が果敢に手を出して刺されて、針をつけたまま
苦しんでいるのを2回助けた。春は分蜂で危険。
G。見るのもイヤ。あの動きを狂ったように追いかける
3匹娘を止めるのが大変で、とてもやっつける
どころではない。一人の時は対応不可。
蜘蛛。田舎の蜘蛛はとんでもなく大きな物がいる。
こいつが出るとびっくりして心臓に悪い。
益虫だからと言って旦那さんはできるだけ
外に逃がすようにしている。えぇ~って感じ・・
100足。もう漢字を入力するのもイヤ。
きっとみんなが見たこともないサイズの物が出る。
これは噛まれたら大変なことになるので別格。
災害級SSSランクの危険物と言っていい。
例外としては小さなヤモリ。
我が家では「ミニヤモちゃん」と呼んで
これだけはレスキュー対象になっている。
早く助けないといいようにもて遊ばれて可哀想なことになる。
これらを3匹娘が見つけた時が「G3サミット」
3匹で円陣を組んで頭をくっつけて、または横に並んで
地面や壁の一点を一心に見つめる、もしくは大抵は
すー様が手をチョイチョイしたり、伸ばして取ろうと
したりしている。(残りの2匹は見ているだけ)
昨夜は旦那さんのベッドの横のジュースのダンボール箱を
覗き込んでサミットが行われているのを発見。
「スクランブル―!サミットー開催ー!」と叫ぶと
息子と旦那さんが両手に-85度のスプレー缶と
火ばさみを持ってスクランブル発進で走ってきた。
両方、家の中のわかりやすいところに常備中である。
私は3匹娘を抱えて大急ぎで隔離。(結構これ大変なのよ)
電気ポットに水を入れ、ONにして熱湯を準備。
そのうち「足の多いの確保―!」と声が上がる。
100足だったらしい。3匹娘が噛まれなくて良かった。
沸騰と共に「準備OKでーす」と返す。
ヤツを挟んだ火ばさみを手に玄関を出て
ポットの熱湯を凍りついたヤツに掛けて退治終了。
殺虫スプレーは猫がいるし、後の掃除が大変だし
叩いてつぶすとフェロモンとかで仲間を呼ぶとか?で
これが我が家でのいつもの退治風景。
イナカの年季の入った家では、虫の侵入を100%防ぐ
なんてことは残念ながら絶対に無理。
ならば、出来るだけのことはしておこうと、ここ何年かは
3重防壁体制を取ることにしている。
暖かくなって来た今頃から、まず家の周りにぐるっと
忌避剤の粉を撒く。次に四角いパックの殺虫剤を周りに
2箱分要所に設置。そのうえで家の中にも防虫スプレーを
(ペットがいても大丈夫な物)窓際や入り口に。
忌避剤の粉は梅雨の前と、中頃の晴れ間にも3回は撒く。
このくらいしても5.6匹はどうしても出てくるのだ。
それでももし3匹娘かヤツに噛まれたら大変だ。
できうる限りの対策は講じておかねば!
3匹娘は警備員としてはなかなか優秀で、天井や
カーテンの間等、良く見つけるなーと思うような所のも
発見してくれるのでとてもありがたい。
褒める所がないなんて言ってゴメン、あったね(笑)
そんな3匹娘。
今日はなぜだか正三角形で寝ている。Why?