親の在宅療養と時々わんこ③訪問診療を受けるため | ぽん.のブログ

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その日のうちに訪問診療をお願いするため、父を連れてクリニックへ向かいました

受付で診療情報やCD-ROMを提出し、問診票は、ぽん.が記入しました

訪問診療をお願いしたクリニックは、父のかかりつけ医ではありません

なかなか訪問診療をしてくださる在宅医を見つけるのは難しいことですが、最近テレビなどのメディアに取り上げられていて、ホームページなどからもクリニックの方針を知り、こちらが良いのではと決めました

父にもホームページを見せ、クリニックの方針や思いを理解してもらいました
 
当日、診て下さった医師は院長先生ではありませんでしたが、『今日はどうしてこられたのですか?』と父の思いを聴き出して下さいました

手術を受け無いと決めたこと、化学療法は体力的に無理なこと、放射線治療は受けたけど、今、呼吸がかなりしんどくて入院をすすめられたこと...どうしても在宅療養したいこと。最期まで家に居たいから、早くから診てもらいたいことを
一生懸命話していました

家族(特にワタシ)が無理に連れてきたのでは無いことが解り、『わかりました。こちらで診させて頂きますよ』と先生

院長先生もそばで難しい表情をされて様子を観ていらっしゃいましたが、
父が思いを話し終えると
表情が和らぎ、一緒に頑張るためのパワーの源(お菓子)を一つ、父にプレゼントしてくださいました父にも母にも笑みがこぼれ、ワタシは目が潤みましたニコニコニコニコ爆笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


父がレントゲン撮影の為に席を外した時、院長先生から肺癌よりも肺真菌症からの肺炎が命とりになるかも...
その時は、呼吸苦を緩和させるためにこうしようと思うと治療方針を説明して頂き、ぽん.の思いとも一致していたので、それでお願いしますと返答しました

 

4月後半からの病状悪化や在宅医が決まるまでの数日間、本当に生きた心地がしない日々でした。

一気に肩の荷が降りました昇天

 

続く.....