西宮に帰ったとき、予定がなかった午前中に“これ幸い”と
久々に「午前十時の映画祭」で、コレ観にゆきました。
「華麗なる賭け」。
原題「THE THOMAS CROWN AFFAIR」
おっと!?これは邦題の方がシックリくるな
父の好きなスティーブ・マックイーン主演で
フェイ・ダナウェイが相手役。
映画冒頭部分→http://www.youtube.com/watch?v=tg-XaYrbX-o&feature=related
先日、「ジゴロ」って今の日本人男性にはいないね~って話題にしたことがあったんだけど、
このマックイーンのかっこよさは、いかにも欧米人のかっこよさ。
日本人にはマネできないねえ~。
このフェイ・ダナウェイのお洒落さ。
きっちりまとめ、でもひっつめではなくゆるやかさを残した豊かな髪、
見事なプロポーションの身体を、当時の最先端であろう、かっちり系のミニスカートファッションでつつんで
爪はスクエアカットにして、ベージュのマニキュアをきっちり塗って、
ばっさばさのつけまつげで、マックイーン演じる主人公に近づいてゆく。
でも彼女が彼に近づいたのは、ただの愛だ恋だのためではない・・・ハズだったが。
ラストは、あるていど「読めて」いたとはいえ、満足のラスト。
ああ~そう・・・。さすが・・・面白い ってな感じ。
正直観る前までは“どうかな?”って思ったけど。ごめんなさい。
「映画」らしい「映画」で、役者もさることながら、
シロート目ながらもよーくつくり込まれた、「良い映画」だと思いました。
ちなみに、Ponkoは「靴音」フェチ
コツコツコツコツ・・・音声の関係もあるのだろうケド、
この辺りの時代の映画の「靴音」がたまらなく好き
「午前十時の映画祭 」より。