東京に来てから、“映画館が遠くなったし・・・”なんて、気が進まなかったんだけど
久々に、「午前十時の映画祭 」にゆく気分になった。
クリスピー さま、ありがとうございます♪
というワケで、第二回をやっている「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」へ。
今週、こちらでやっているのは「シェーン」。
あの、子供が「シェーン!カムバーック!」って叫ぶシーンで有名なアレだ。
っていうか、Ponkoはソレしか知らない。
ハリウッド映画に名を残す西部劇の傑作とある。1953年公開。
ドンパチ激しい映画かと思いきや、素手での殴りあいシーンが多いし、
思ったより、〝人間の心の動き〟を描き出していて、意外だった。
食事と一夜の宿を提供してもらったのをきっかけに夫婦と男の子のいる開拓農家に
居候することになった主人公、シェーン。
そこの奥さんと、お互い魅かれ合う様子も、その想いと葛藤する様子も、そしてそんなふたりを見て
気づいてしまうダンナさん・・・
殺されるかもしれない、敵からの「呼び出し」に応じようとするダンナと、それを必死で止める妻。
二人の想いに気づいたダンナ、たとえ殺されたとしても「キミには守ってくれる人がいる」と言ったトコから
心揺らいでいた妻が返って腹をくくり、すったもんだの挙句
「呼び出し」に応じるため出てゆくシェーンと、握手で別れる。
また「少年」と、「犬」の動きがいい。
シェーンは主人公に違いないのだが、実は少年が主人公かもしれないと思ったりもする。
面白いことにラスト、“SHANE!!COME BACK!!”と少年が叫ぶあのラスト。
シェーン死亡説なるものがあるらしい。
たしかに最後、シェーンは背後からきた銃弾を受けて怪我をしているのである。
それに去り際、ダラリたれた左腕が映りこむので、“せめて手当てしてったらいいのに・・・”と思ったが、
ラストシーンの中に墓場の中を通ってゆく場面もあり、その辺からシェーンの死を暗示しているというもの。
へ~!たしかにね!どう解釈するかな?
どう思う?キミ?(↓映画館の入口にいた)
今回、2度目の六本木ヒルズだが、1度めはまだ出来たての頃に、東京に住む親戚ときたので
ほとんど初めてに近い。
駅から「徒歩6分」とあったが、途中迷って(近道できるかも!ってワキ道それて返って遠回り)
徒歩15分かかった。次はきっと徒歩6分でいけるはず!
暑そうでしょう?森タワーってやつ?