斜陽 | ぽんこからのエアメール

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愛媛から出てきてはや○年!
京阪神を中心に、日々の出来事をつづっていたら2011年春に
〝花のお江戸〟にお引越し。
しかーし!2012年3月にふたたび阪神間に舞い戻ってまいりました。
Ponkoの目を通した日常を、どうぞお楽しみくださいませ☆

今朝、太宰治の『斜陽』の舞台になった

小田原の別荘「雄山荘」から火が出て、全焼したとのこと。


『斜陽』の中で、モデルなった「伊豆の山荘」の描写。


十畳間と六畳間と、それから支那式の応接間と、それからお玄関が三畳、

お風呂場のところにも三畳がついていて、それから食堂とお勝手と、

それからお二階に大きいベッドの附いた来客用の洋間が一間・・・


「雄山荘」は、一般公開してなかったようだけど、

これを思い浮かべながら巡ったら、面白かっただろうな。

実際の「雄山荘」は、もう少し広いのかなはてなマーク



ぽんこからのエアメール-斜陽


『斜陽』は、太宰小説でいちばん好きな小説。

Ponkoは読みすぎて、カバーがぼろぼろです。

でもこの山下清澄さんの絵が好きなので、

セロテープで補強してマスチカラコブ


旧華族である「かず子」と、「お母さま」の話し言葉が心地よくて。

あと・・・美味しそうな描写がたくさんあるのが楽しい(笑)

「お母さま」みたいな「お食事のいただき方」・・・マネできたらなぁ


とにかく、好きな小説なので

その縁のあるモノが失われることは

Ponkoにとって、とても残念なことなのです。