2日目最初は「つくば市建築めぐり」=ボランティアさんの案内で、つくば市センタービルなどの近代建築を観て回る趣向です。

 

 つくばセンタービル(磯崎新)、その中の「NOVAホール」↑は定員1,000、残響が最長で2.0秒に設定できるコンサートホールです。

 

 センタービル内のホテルの外観には「フランスの製塩所の柱」を模したものが。

 

 ホテル内には磯崎氏デザインの“モンローチェア”がさりげなく置かれ、その曲線が階段の手すりなどに取り入れられたり、建築家の“工夫”が解説によって気付くことができました。

 

 その近くの大きな立体駐車場「南3駐車場」(1994)は、設計が伊東豊雄、緩やかな黄色いスロープと、細身の縦の円柱の外観が優しげです。反対側の桟の間隔がリズミカルなところも素敵でした。

 

 もう1つ、谷口吉郎設計の多目的ホール「つくばカピオ」(1996)↑も案内してもらいました。珍しい「赤い大理石の床」が豪勢だなあ…と思われました。

 

 つづく。