☆2024年8月10日(土)マチネ シアタークリエ
有名なチャップリンの映画を舞台化、今回は3演。
キャストは老いた道化師(石丸幹二)、足が動かなくなったバレリーナ(朝月希和)、若い作曲家(太田基裕)、アパートの大家(保坂知寿)、劇場支配人(吉野圭吾)、演出家(植本純米)、男性ダンサー(中川賢)、ダンサー(舞城のどか)の、8名。
チャップリン協会から世界で初めて「舞台化」の許可を得たというのは、プログラムを読んで、初めて知りました。
初演から9年。若い2人(今回は朝月希和・太田基裕)は毎回変わりましたが、石丸さん始め、6名はそのままの安定感。
アパート大家の保坂さんの“絶妙な間”はさすが、支配人吉野さんは相変わらずノリが良い。若い作曲家役の太田さんも、アンサンブルでたくさんの役をこなし、それを観るのも楽しかった。
バレエのシーンはやっぱりじっくり観てしまいます。
老道化師の「愛」がしんみりと心に染みいる、素敵な作品でした。
帰宅して劇団四季「異国の丘」から大好きな“名も知らぬ人”=石丸さんと保坂さんのデュエットを、何度も聴いてしまいました。