三浦綾子記念文学館の次に「旭川市彫刻美術館」とそこに隣接する「井上靖記念館」にも行きました。

 

 「彫刻美術館」との共通券を買ったので、時間はタイトでしたが、行ってみました。

 井上靖氏と言えば、「敦煌」とか「天平の甍」のイメージでしたが、北海道出身とは知りませんでした。

 

 この旭川には軍隊の司令部がおかれ、彼の父親がここに赴任した時に生まれたそうですが、生後半年で父親が外地に行ったため、母の実家がある伊豆に転居。

 

 半年しかいなくても、出身地であるこの地を井上氏は折に触れ訪れていた様子でした。

 応接間や書斎が東京の旧居から、移築再現されています。

 

 シルクロードを題材にした本の装丁を多く手掛けた“平山郁夫画伯の陶板画”も見ることができました。

 真っ白な風景の中にあるこの記念館とお隣の旧偕行社=彫刻美術館。

 

 この木立の奥が「井上靖記念館」でしたが、道に雪が積み上げられていて、引きの写真が撮れませんでした。

 

 これは旭川電気軌道路線バス「春光園前」のバス停から撮りました。下車、徒歩3分くらいです。

 

 ここからまた2時間に1本くらいのバスで、旭川駅に戻ったのでした。

 

 文学編はここまで、明日から建物編に。