いつか行ってみたいと思いながら、箱根まで車を運転するのも、と躊躇していた所、8月末までの「いざ、神奈川」という県民割適用のツアーを発見し、行ってきました。

 

 最初の目的地が、箱根仙石原「ポーラ美術館」。

 常設の印象派のコレクションと、近代日本画の企画展。団体入場でしたが、どちらも見られて良かった。

 

 常設はルノワール、モネ、ドガ、ハマスホイ、ピカソ、マティス、スーラ、モディリアーニ等、みんな上品で「応接室に飾りたい感じ」の名品、新収蔵品はメアリー・カサット。ガラス工芸=ガレとドーム兄弟。

 ポーラ美術館と言えば印象派、というイメージ通りです。

 

 企画展は「シン・ジャパニーズペインティング・革新の日本画」と題した明治以降「日本画」と呼ばれた作品たちを、時代を追って展示。現代作家は個人別に纏めてあります。

 

 橋本雅邦、川端玉章、狩野芳崖、横山大観、菱田春草、下村観山、同時に浅井忠、川村清雄、菊池契月と、洋画にも踏み込みます。

 藤田嗣治、岸田劉生、岡田三郎助、川端龍子。

 戦後へと進み、松岡映丘、山本岳人、高山辰雄、加山又造、杉山寧、東山魁夷。

 

 そして現代作家へ。インスタレーションに近いものも多く、楽しめました。

 

 そしてここからは芦ノ湖畔のランチ会場「山のホテル」に向かい、湖畔のバンケットルームで、ビーフシチューコースランチを頂きました。とても美味しかった。