☆2023年8月31日(木)マチネ 自由劇場

 

 13日に観たときとエルコス役が変わったので、急遽観てきました。この作品が大好きな事もあって。

 

 奥平光音さんのエルコスは、とにかく歌が正確無比。ピンと張った声が印象的でした。

 この日の藤原加奈子さん、歌声が柔らかで、少し揺らぎも感じて、懐かしさ覚えました。これは?かなり昔の木村花代さんの印象かもしれません。木村さんもエルコスを演じていましたし。

 

 ほか、セールスマン(赤間清人)、理事長(三宅克典)、博士(中村伝)と、みんな前回と違うキャストだったため、新鮮でとても楽しく観てきました。

 

 2幕冒頭のように、歌と踊りをしっかり魅せてくれるのもファミリーミュージカルの好きなところで、加藤敬二さんの振り付けが素敵。

 作曲は鈴木邦彦氏(1938生)。「人間になりたがった猫」も作曲されています。他、歌謡曲は本当に沢山。

 私が知っている曲だけでも=黛ジュン「恋のハレルヤ」「天使の誘惑」、西城秀樹「チャンスは一度」「情熱の嵐」「薔薇の鎖」、朱里エイコ「北国行きで」、森田健作「さらば涙と言おう」など。

 

 なので、劇中の歌も、本当に心に染みる優しい旋律で、耳に残って翌日もつい歌いたくなります。

 

 平日昼公演だったので、会場には孫と祖父母という組み合わせも結構いて、とても和やかでした。