横溝正史の物語の中で活躍する探偵「金田一耕助」にまつわるお話の資料を集めた展覧会。

 

 残念ながら私は探偵小説が苦手というか、「殺人事件」が絡むお話を読むのを避けてきたせいか、只の1冊も読んだことがないのでした。

 

 それでも映画やTVで放送された物語の資料は楽しく観ましたし、一番楽しめたのは表紙の原画でした。

 

 杉本一文氏。彼の原画も見ることができました。あの時代の角川映画と一緒に思い出せる、美しく妖艶な絵たちでした。