おかべりか。

 この名前に見覚えがある方の一部には「育児雑誌でのイラストとユーモラスなセリフ」を連想する方がいるのでは?

 

 1年前、66歳で急逝されて驚いたことを思い出します。

 

 その彼女の展示なら、観に行かなくては。

 ひさしぶりに訪れた「漫画会館」は、英語表記の看板が増えていました。

 

 おかべ先生の作品を、あの頃以来四半世紀ぶり?に読みましたが、やっぱりおもしろい。

 子どもの生態は時代を超えています。

 

 展示物を読みながら、脳裏には昭和から平成へと移った頃がよみがえっていました。

 布おむつを洗って畳んで、「おかあさんといっしょ」と始まったばかりの「アンパンマン」しか観た気がしなかった日々…本当に懐かしい。

 

 負ぶって寝かせても布団に下ろすと目をぱっちりあけた長女が、現在は子育て中。しかし孫は寝付きがよいと言う…よかった。

 

 おかべ先生の作品はこれからも「子どもあるある」として、読み継がれて行くことでしょう。