金太郎通信





201398日(日)マチネ 四季劇場「秋」初日

 約4年ぶり。前回も初日に観劇しました。


 昨年、福井さんがゲスト出演したコンサート(DIVAの饗宴)で

宮崎誠さんがエレクトーンで「李香蘭」を弾いているのを聴き、

音楽がとても魅力的!と再認識して買ったOSTを聴き込んで、

この公演をとても楽しみにしていました。


 過去には濱田さんだった川島芳子役は樋口さん。

彼女もかっこよかった。

 香蘭、愛連、杉本、裁判長役は前回と同じ

野村、秋、芝、高井さん。

玉林は、この役では初見の神永さん。


 この夏は「風立ちぬ」・「終戦のエンペラー」など、

同じ時代背景の映画を観たことや、

「李香蘭」のOSTは2枚組で、台詞も多く収録されていて、

作品の時代背景に

今まで以上に入り込むことができました。


 また、満蒙開拓団の話は「いわさきちひろ」の映画にも登場、

外地に取り残された民間人の悲劇を想います。


 場面ごと、台詞の一言一句を

大切に味わいながら観ていました。

特に軍人役の川地、池田、青山さんたちの明晰な台詞に耳を傾け、

美声の高井裁判長の朗々とした歌と、その

「徳をもって怨みに報いよう」の言葉を、重く受け止めました。


 ♪中国と日本~と、カーテンコールでも歌われて、

2つの国を愛してほしい 黒い髪 黒い瞳~

の旋律が心に残り、

平和がいつまでも続いてほしいと、

願わずにはいられませんでした。

続く。



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