金太郎通信


 この日の武蔵野美術大学美術館は“

3つのテーマ”の展示が同時進行。

こちらはデザインとして「オリベッティとブラウン」の

工業製品のデザインを展示室4,5で。

壁面を区切った展示棚もスタイリッシュ。


 オリベッティ(オランダ)はまず、「タイプライター」。

若干丸みを帯びた1950年代ころから、どんどんシャープになっていく。

後年の「加算機」もフォルムはすっきり、色はビビッド。


 ブラウン(ドイツ)はなんといっても「髭剃り器」。

TVCMの口調も思い出せるほど身近でした。

そしてオーディオ。「レコードプレーヤー」も、

見覚えがあるなあ…と

懐かしく眺めました。


 これらが実際に使われた昭和の家庭内で、

いずれ美術館に展示されることは

全く予想できなかったと、「倉俣史朗の記事」で、

同じことを書いた気がします。

 彼はまさに、これらのスタイリッシュな日用品を見て、

デザインの道に進むことを決めたようで…

いろんなところで繋がっていることを感じて

ちょっと嬉しくなりました。


 猛暑のなか、小平まで足を伸ばすのは若干躊躇しましたが、

思った以上に美術館の規模も大きく、展示も充実。

学食でカレーも食べて、帰途に三鷹にも立ち寄りました。


 国分寺駅からのバスの車窓からは「津田塾大学前」で

見たことがある校舎を眺めたりできて、大満足。


 どうしようかな…と迷った場合、

「えいっ!」と出かけるのが正解と

今回も思った“猛暑のムサビツアー”でした。



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