金太郎通信



 世田谷美術館で買った「髙島屋の美術展のセット券」、

有終の美は、この神坂雪佳。

 京都市美術館と、細見美術館からの作品が100年の時を経て一堂に会する…。

美人画や美しい植物が多い、華やかな会場でした。

 まず上村松園「待月」「人生の華」「晴日」、

竹内栖鳳「絵になる最初」、

中山大三郎「ピアノ」、ほか、伊藤小波、勝田哲、

三谷十糸子、寺島紫明、丹羽阿樹子、

北次映月、榊原紫峰…順不同です。

 さっぱりとした面差しの菊池契月「散策」、優美な堂本印象「婦女」、

そして神坂雪佳の作品たち。

 大変“達者”な印象を受ける作家さんでした。

「きれいね~」とみんなが感心するような美しい絵…

見る人に楽しんでもらいたいという、

優しさを感じました。

デパートで展示する作品には小難しいものはそぐわないと、再認識。


 この「髙島屋アートウォーキング」、そんな「おもてなし」の精神が伝わってきて、

本当に楽しめました。

 三越や伊勢丹や、西武(セゾン)なども「お宝」を

持っているのではないのでしょうか。

シリーズ化してほしいなあ、なんて思っています。

 

 4つの展覧会はスタンプラリー形式になっていて、

これが最後の会場だったため、

賞品を貰いました。

古いポスターをモチーフにした表紙の、メモ帳でした。



従来のブログ=宜しかったらご覧ください。(11月16日以前~)PChttp://blogs.yahoo.co.jp/naoko87aen

携帯http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/mytop?bid=naoko87aen