インフルエンザ | ponkiti910のブログ

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ponkitiの平々凡々な日々のあれこれ

過去に何度も
インフルエンザにかかったけれど

今回ほど

インフルエンザの恐ろしさを感じた事は無かった
 
自分が患った場合は
自分の身体だからどうすればいいかわかるし
早めに病院へも行く
しかし
コレが人の身体だとそうはいかない
 
年明けに
私と母が同じような症状で
風邪っぴきだと思って
私は仕事始めの日の帰りにかかりつけの病院へ行き診察してもらいました
熱も無く風邪でした
同じ日に帰宅して顔を赤くしている母を
近くの病院へ連れて行き診てもらったら
熱も高くなく、その時はお腹の調子が良くないと本人が言ったらしく、検査をしてもらったけれど異常は無く、やはり風邪と診断されて帰宅
次の日
仕事へ向かった私ですが…
朝、前日よりも赤い顔をした母が心配で
どうしてもしなければならない仕事だけして
早退させてもらいました
帰宅した私は更に赤くなった母の顔を見て
土曜日だったので
市民病院の時間外診療へ連れて行き
診てもらったら
インフルエンザA型の診断
吸入か点滴の治療薬のどちらにするか言われ
病院でしかも一回で終わるのならと
点滴をお願いしました
幸い次の日には赤い顔もひいてきてホッとしましたが…その日の夜から約三日に渡りインフルエンザの治療薬の副作用に苦しめられる事に…
1日目は訳もわからず
母の言葉に違和感を感じながらも
熱のせいでおかしな事を言っていると思ってました
その夜からホントの恐怖でした
明日から連休明けで仕事だし
仕事始め早々に早退したし仕事も溜まってるしで
とても休める状態ではなかったのですが
連休明けの朝には普通の状態ではない事に流石の私も気付きました
 
イキナリ呆けた?と思うほどに
おかしな事を言ってるし
おかしな事をし始めるし
寝ている時に何をするかわからないので
一睡もできない
だんだん怖くなってきました
この状態では仕事なんて行けない
休み明けの朝、母の様子を見て
仕事行くけど大丈夫?と聞いても
大丈夫と返事をするのです
仕方なく会社へ行きましたが
とても仕事のできる精神状態でも無く
丸二日寝ていないので身体もフラフラ
会社へ着いてから
兄に何年か振りに電話をして…こんな事でもない限り絶対に連絡しなかった…まあ、その話はいずれするかも…それはこの際置いときます
やはり病院で検査するべきだと言われ
社長にお願いして
この日にしなければならない仕事だけして
速攻で家に帰ったら
お化粧した母が布団も片付けて
何処かへ行こうとしていた
もう放置出来ないと
点滴を受けた市民病院へ
 
受付でインフルエンザの治療薬の点滴を受けてからおかしいと説明して内科へ
内科の受付でも同じ説明
かなり待ちました
 
その間の母は一見普通ですが…
よく見ていると子供のような振る舞いがあったり
普段しない事をしている
小さな子が足をバタバタさせるような事をしたり
目を離さないようにして飲み物を買いに行き
それを飲ませたりして待ちました
 
ようやく呼ばれ診察室へ入り
私からインフルエンザと診断されてから今に至る経緯を話しました
そしてお医者さんが母に色々聞きましたが
その様子や返事を私に確認しながら
多分、副作用のせいとは思うけれど
異常が無いか詳しく検査をしましょうという事になり
血液検査、CT、MRIと検査へ
 
検査が終わり
再び内科の待合室で待っていると
何処か違う場所で呼ばれているので行ってみると今度は神経内科へ
全ての検査結果が出て
最終的には神経内科へ回されたようでした
 
ココでは直ぐに呼ばれて
診察室へ入るとお医者さんが
パソコンで検査結果を見せてくれて
CTもMRIも異常は無く
動脈瘤なども見当たらず
年相応の変化以外は無く
やはり治療薬の副作用と診断でした
ある意味、ホッとはしましたが…
問題はこの状態がいつまで続くのか
何か対処は出来ないのかということ
それが丸二日寝ていない私には大切なことです
 
特別に何かをすることは無く
身体から薬が抜けるのを待つしかないと言われましたが
実はもう丸二日は一睡もしていなくて私が限界だし
仕事も休めないと訴えたら
どうしてもというなら入院してという手もありますがと言われ
一瞬そんな考えも頭をよぎりましたが
一番軽い睡眠薬を出してもらい
夜はそれで寝てもらうようにして
もう1日様子を見る事にしました
病院からの帰り
少し母に変化があるような気がしてました
少しずつ戻っているような感じ
病院へ行ったりで疲れたようでしたが
なんとか夜の9時頃まで頑張って起きていてもらい
睡眠薬を飲ませました
あっという間に寝てしまいましたが
昨日までとはまったく違い
普通に静かな寝息で寝てました
 
前日までは
母が目を閉じると
誰がいるのか
誰と話しているのか
ずっと話していて
イキナリ起きはじめ
何処かへ行こうとしたり
それこそ30分おきに動き出し
その度にどこに行くの?
誰と話してるの?
誰もいないよ!
ココは家だよ!
そんな事を母に言い聞かせ
その度に
夢?と一瞬覚醒して
再び目を閉じ
会話を始め
動き出し・・・延々と夜の間繰り返してました
最終段階というか
普段の母ならば絶対口にしないような言葉を
夜中に叫んだ時には
流石に泣きそうになりましたわ
それが静かに寝ているのを見て
漸く多分二日半ぶりくらいに寝ました
 
すると
12時前くらいに
母の動く気配が・・・また?と思い
どうしたの?と聞くと
普通の返事で「トイレに行ってきただけ」と・・・
あれ?と思いながらも
そのまま母も寝たので
私も睡魔に襲われて直ぐに爆睡
しかし
三時くらいに再び・・・
また母の気配!
するとまたトイレだったらしい
お医者さんに水分は摂るようにと言われていたので
いつもより多めに飲ませていた&身体を動かし&
ゴハンもお粥から普通のご飯にしたので
腸内も活動を始めたみたいでした
どうやら身体から薬も抜け始めたようでした
夜の9時頃に寝て
翌日の9時頃まで(トイレには起きてましたが)爆睡
私も寝てませんでしたが
母も同じ状態だったという事です
 
翌日
仕事に行けるかどうか母の様子を見て決めようと思ってましたが
出来るならもう1日様子を見たいからと
会社に連絡をしてOKを貰いました
それが昨日です
朝、母を起こして様子を見ていると
ほぼ正常に戻っているようでした
自分がおかしなことになっていた事も解ったようで
私から数日間の事を聞いても殆どは覚えてませんでした
ただ、何かをしようとすると
私の顔が見え
なだめられて元の場所の戻してくれたというのはわかっていたようでしたが・・・それと強烈に頭の中に残っているモノがあったみたいです
それも今は夢か幻覚だった事も解ってました
ココで私もやっと力が抜けました
 
それからは
次の日から仕事に出るので
母を少し外の空気に触れさせようと
ちょっと出て(勿論マスクはさせてますよ)
買い物も済ませました
 
そして
少しだけ不安もありながら
もう薬は抜けてると思い睡眠薬は使用せず寝る事に
すると、疲れていたようで直ぐに静かな寝息
ただの静かな寝息が泣きたいくらい嬉しいなんて・・・
 
今回
こういう経験をして
たった2.3日なのに
精神的にも肉体的にも限界を感じました
そして
普段、有難い事に元気でいてくれるので忘れてしまいがちですが
自分の母が高齢者なんだと改めて認識しました
 
インフルエンザは怖い病気です
今回
インフルエンザの治療薬の副作用も
とても怖いものなのだと感じました
テレビのニュースで見ていたモノを
実際に体験するとは思っていなかった
 
 
 
 
ここ数日
ブログ更新をしていなくて
心配して連絡をくださったザルバさんたちに
心から感謝してます
私は元気です
母のそばでずっといたにもかかわらず
インフルエンザにかかる事も無くめっちゃ元気です
ご心配おかけしました
心から
ありがとうございました
 
これからも宜しくお願いしますm(__)m