昨日、職場の最終出勤日でした。
抗がん剤治療をしながらの勤務があまりにつらくて、4月のわたしには苦しみしかありませんでした。笑顔をなくし、表情をなくし、暗さと不機嫌さの中で生きていて、病気になりそうでした
フル勤務はとてもできないわたしと、それなら今まで通りの待遇は維持できないという職場と。
このいちばんの苦しさは、たぶんあと3ヶ月もすればだいぶ良くなるのでしょう。
3ヶ月って、ふつうならあっという間に過ぎていくような時間です。
なんとかしがみつけ的なことも言われました。
できない、じゃなくて、できなくてもなんとかやっていきたいというやる気をみせてほしかったとも言われました。
だけど3ヶ月、どうしても苦しみのみの日々を送るのはいやだと思ってしまいました。
待遇を維持するために、無理して無理して無理してストレスフルな毎日を送るより、今しあわせな気分になりたい。
つらい身体はゆっくり休めて、明るい気持ちで、楽しく今の今しかない時間を過ごしたい。
そう思って退職することにしました。
昨日は最後なのでフルタイムで勤務したのですが、疲れて疲れて疲れて、身体中が痛くて、どうすればいいかわからないほど疲れて、やっぱり本当に無理だったんだ、やめることにして良かった!と心から思いました。
わたしは元々身体が弱いし、がんの治療中だし、年齢も高いし、特別な技能があるわけでもないし、働くことが好きではないし、次の仕事をみつけるのはたいへんかもしれません。
でも未来は未定でなにがあるのかわからないのですから、たいへんじゃないかもしれないし、どんな素敵なことがあるかわかりませんよね
なにも決まってないことを暗く予想する必要ありませんよね。
わたしは、ここが転機かなと強く感じていて、そのために導かれたのかなと思うところもあるので、少しずつそういうことについても書いていこうかなと思います。
とりあえずは、ほんとうに終わってほっとしました。長く在職していたこともあり、職場のみなさまにはとても温かく送り出していただきました。
今日からは、気が向いたら料理を作り、疲れたら横になり、天気と体調のいい日は近隣のカフェでランチをするようなパラダイスな日々がはじまります
心配は毒にしかならないので忘れて、それでも浮かび上がってきたらよしよしと慰めて、自分に甘く優しい日々をすごしていこうと思います。
ああ、辛かったなあ。
今まででいちばん嫌だったのは、手術日の当日、始まるまでの待ち時間(なんと夜の7時まで待たされました!絶食と水も飲めない状態で!)だったのですが、4月からの仕事の日々はそれに次ぐ辛い時間でした。(3月は時間も短かったし抗がん剤の影響がまだ少なかったので大丈夫だった)
いつもわたしが恩寵だと思うのは、時間は止まらないということです。待っていれば、必ず終わる時がくる。
それが救いでした。
連休が始まりましたね〜。
仕事をやめてもみんなも休みだから、あんまりそんな感じがしません(ちょっと残念
)。
まずは疲れ過ぎた身体を休めてダラダラします。
令和とともに新しい自分が始まるなんて楽しみだなー

