妊娠した!私は今12週の妊婦。

嬉しい。

嬉しいと思えていることが嬉しい。



(さくらももこ展@横浜そごう 友人と出掛けたときのもの)


不妊治療をしておきながら、そして上手くいかないと落ち込んでブログに散々気持ちを吐露していたのに、まるで矛盾するようだが、私は妊娠するのが怖かった。妊娠したら、子供を産んだら、後悔するに違いないと思っていた。自分のことを責め、プレッシャーに押しつぶされ、絶対に心身のバランスを崩すはずとすら思っていた。本当に。(なぜそう思っていたのか、というのはまた今度書きたい。)


それでも妊娠したいと思ったのは、夫が子どものいる家族の姿を理想としていたし、それなら夫の子を産むのは私じゃないと嫌だし、それに2人だけの生活というのにちょっと飽きてきた感じもするし、というような理由で、はっきり言って受け身だが、こっちもこっちで本当に思っていたことだ。


妊娠したら私は壊れてしまうかもしれない、でも、子どもが欲しい、となったとき、壊れてもいいから子どもをつくるという道しか前に進めないと思った。マジの本気に、真顔で、そう思った。いや、本当はそんなにキッパリした気持ちは待てなくて、考え込んでしまう時も夫にぶつけてしまう時もあったけど、私の気持ちは置いておいて、妊娠のためのスケジュールを遂行した。そして、妊娠した。


そうしたら、すごく嬉しかった!新しい生活が楽しみで、先のこと(例えば仕事のこととかね)なんて、どーうでもよくなっちゃって、体型が変わってポッチャリしてきても全然ハッピーで、まだ白い丸しか写っていないようなエコー写真を見て可愛いなんて言って、お腹をさすさすして、毎日ヘラヘラ過ごしている。(※自宅での話。外では、以前と変わらず、仕事もどーでもいいと思いつつ、カリカリやっております)

ああ私は、壊れなかった!いや、深く物事を考えられなってしまったという意味では、壊れちゃったのかのかも。でも、それならそれでいいや。もうなんでも、どうでもいいやー


。。。


これがホルモンの力なのかしら。マタニティハイというやつなのかもしれない。

これを読んでくださった方に、だいぶ鬱陶しい思いをさせていることと思う。ここまで読んでくださってありがとうございます。


いろんな状況の人がいる。

妊娠するのが怖いなんて、妊娠したから言えるんだろうとも思われるかもしれない。湧き出るような子どもが欲しい!という思いがなかった人間に、子を持つ資格があるのか?とも。私もわからない。


でも、本当に思っていたことだったし、その間、私はいろんなブログを検索して、自分によりそってくれる言葉を探していた。本当に妊娠できるのか?妊娠して後悔したらどうしよう?

だから、あえて、こうやって自分の心情の変化を書いておく。


もちろんこの先どうなるか、産まれるまでも、産まれてからも、心情的にも体調的にも、わからないのだけれども。

自分の頭の心の柔軟性って結構あって

怖い怖いと思っていたことが、直面してみたら大丈夫だった、という経験を、私はまた一つgetできた。

そのことが嬉しい。

妊娠を喜べている自分が、嬉しい。