発達障害の苦手シリーズ『私の苦手』③(急な予定変更)その1 | ポンコツ旦那と嫁様の日記

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大人の発達障害を自覚したポンコツ旦那と嫁様のつれづれ日記

 今回のテーマは『急な予定変更』。

 

 人生とは、予定調和のような素振りをしながらも、その実態は全くと言って良いほど、不測の事態の連発だ。

 予定していたことが、予定通りに行かないなんて、日常茶飯事。

 でも、その日常茶飯事が、自分は苦手だ。

 

 

 自由を制限されると、大きな苦痛を覚えるクセに、予定通りじゃないとパニックになるなんて、傍から見たらただのワガママとしか思ってもらえない。実際にそんな雰囲気の世界を、これまで生きてきた。

 だけど、そこには厳然たる違いが存在する。

 

 『自由を制限される』ということは、可能性や選択肢を否定されることである。

 やってはいけない、ということが存在することによって、自分の意識はすべてそこに注がれてしまう。「やらないようにしなきゃ」って、何度も何度も心の中で反芻して、自分に言い聞かせる必要がある。しかも大体の場合において、一つのやってはいけないが複数のやってはいけない、またはやらない方が良い、という要素に繋がる。

 その芋づる式の思考に囚われてしまうと、あっという間に脳内がオーバーヒートする。

 だって、複数の情報を頭の中でまとめる能力に乏しい発達障害を持つ自分にとって、その「やってはいけない」というモノをどこまで覚えておけるかが分からない。

 そんな不安を抱きながらも、しかも集中力や忍耐力にも乏しいのだ。

 制限される環境には、根本的に向いていない、と言わざるを得ない。

 

 

 一方で、『予定通りに行かない』というのは、可能性や選択肢が広がる一方で、選ぶことができなくなることである。

 それは例えるなら、電車が走っているのに、目の前のレールを外されて、どこかに持ち去られてしまったような感覚だ。

 または、高速道路の道路が目の前から突然消える(笑)

 

 人は、あまりに多くの選択肢を目の前にしたとき、選ぶことが出来なくなる。

 これが自分にとっては、二つ以上の選択肢が発生した段階で起きる。

 自分にとって『行動』や『前進』というのは、基本的に単線でなければならない。

 単線になって始めて、前に進むことが出来る。

 これが複線になってしまうと、あっという間にオーバーヒートするか、他のレールの存在を忘れてしまうからだ。

 

 定形発達の人たちは、複数のレールをなんとなく考えながら、時間の流れというスピードに合わせて、日々レールを構築しながら進んでいる。

 しかし自分は、複数のレールの事を同時に考えられないばかりか、時間の流れというスピードにもついていけない。

 

 流れの中で状況判断をして、どっちに進むか決めるなんて、雲を掴むような話だ。

 

(つづく)