ポンコツ日記183(4/29夜)『方丈記』その1 | ポンコツ旦那と嫁様の日記

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大人の発達障害を自覚したポンコツ旦那と嫁様のつれづれ日記

 うわ。

 何の意識も無く時計を見たら22時22分だった。

 だから何だ、っていう話なんだけど、つい気になったから書いてみた。

 

 

 ばーちゃんの具合はあまり良くない。

 命はまだ何とかなっているけど、後遺症の影響が強い。

 少しでも回復してくれればとは思うけど、現状、家に帰ってくることは難しいと言わざるを得ない。自力で生きていくことは、ちょっと難しい状況、ということ。

 

 

 そんな中で、今日はばーちゃんのいない実家に行ってきた。

 

 ばーちゃんが座っていた座椅子。

 ばーちゃんがいた部屋。

 ばーちゃんが付けていたエプロン。

 ばーちゃんが掃除していた仏壇。

 ばーちゃんがいつも見ていたであろう景色。

 

 でも、いつもの景色に、ばーちゃんはいない。

 家が大好きで、買い物以外はほとんど外出なんてしなかったばーちゃんだから、この景色にばーちゃんがいない事の違和感と空虚感がスゴイ。

 

 視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚。

 五感全てが、何かが足りないと言っている。

 

 ばーちゃんが可愛がっていた猫の行動も、いつもと違う。

 何かを探すように、アチコチ歩き回っては、いつもよりたくさん鳴いている。

 それは、言葉を交わさなくても「ばーちゃんを探している」と分かる姿。

 その切ない風景が、余計と空虚感を際立たせる。

 

 

 ばーちゃんが座っていた座椅子に座りながら。

 そばに来て「ねぇ、ばーちゃんがいないんだけど、どこにいるか知らない?」と言わんばかりにこっちを見てくる猫を撫でながら、頭の中では鴨長明の方丈記冒頭の句が思い浮かんだ。

 

(つづく)