中国に来て思ったことのひとつ。家屋や街の塀の壁がとても
味わい深いなと注目しました
日本のそれと違うのは、建材の違いによるところが大きいでしょう。
レンガの上にコンクリートか漆喰をコーティングという
パターンが多く、風雨に晒されて、味が出てくるようです。
近所を散歩して、味のある壁を撮影してみました
駐車場の壁
車のバンパーの当たる部分のコンクリートが剥がれて、
レンガがむき出しになっています
下の方はアイドリング時の排気ガスによる黒ずみです
マンションの塀
長年風雨に晒された変色,と亀裂が味わい深いです
斗々屋茶碗みたい
タイル張りのアパートの壁
水色のドットの配列に目地に入り込んだマジックの跡が、
効いています
大きさの違うレンガやブロックで、世界に一つしかない素敵な
壁が出来上がりました
無造作なレンガ組に白ペンキ
これはこれで、かなりいい感じ
こんな壁に魅かれるのは焼き物好きのせいもあるのでしょう
我が家のぐい呑たちの中にも、ほどよくお酒の成分が染みわたり、
味わい深く変身した子が、たくさん居ります
その中から今日のぐい呑を紹介します
左;佐伯健剛さん作、信楽ぐい呑
ガサガサの自然釉に染み込んだ味わい
右:川上清美さん作、粉引唐津ぐい呑
最初は真っ白でしたが、 雨漏りの景色の出た迫力ある姿に
最近の日本の壁はキレイキレイで、味わいが少ないですね。
くやしいな、ショボン でも、これは負けてないでしょう
大阪泉州で見かけた蔵です土壁いい雰囲気です