実は、ぽんちぃチャンネルPonchy Maps Japan という新チャンネルが加わりました。

 

 

以前からサブチャンネルのプロジェクトとして始動していた、日本の隠れた名所を紹介する[空間探訪]シリーズをスピンアウトさせたチャンネルです。

既に30本以上の動画がアップされていますので、ご興味のある方は是非ともご登録ください。

 

さて、その企画の道すがら、ロケで偶然出会った地元の方から思わぬ歴史ミステリーを知らされるという、棚からボタ餅的な動画が録れましたのでご報告します。

石岡市、笠間市、桜川市の境界に位置する大増集落を通りかかった時に、自動車道路から気になる神社の鳥居が目に入りました。

全く予定外のロケでしたが、妙に印象的な場所だったので撮影と周辺探索をしておりました。

そこでたまたま出会った青木さんに神社について話を聞いたのがことの始まりです。

それが↓の星宮神社の鳥居です。どーです?独特の雰囲気があります。

Visit the TORII Gate Built on the Steep Slope Facing the Roadway

青木さんからこの集落の歴史を聞くに連れて、他にもいくつか神社があること、実はこの村の元々の神様が縄文時代に由来すること、そして古来よりここが『魔界』であると人々から認識されていたことを知らされます。

そしてその『魔界』に、かの徳川家康公が、日本の歴代の怨霊から江戸城を守るための結界を施していたということ、さらに、その怨霊を祀る場所青木さんのお屋敷にあるのだといいます。

村の魔除け男根神縄文の神怨霊家康の結界天明の大飢饉など、濃いワードがポンポン出て来ます。

なんとなく観てもらえればOKですし、詳しい方がおられれば是非ともコメント欄に補足解説をくださいませ。

そしてありがたいことに、現場を見せて頂きました(動画②)。

この集落にまつわる歴史的な謂れは、郷土史の中に歴史的資料としてどこまで記されているのか?当方では未確認なのですが、最も古い旧家にひっそりと伝承されていた数々の風習がありました。

そしてこの令和の時代において、こうした文化伝承がどこまで残るものなのか?もはや分かりません。

 

兎にも角にも、今はYouTubeの時代

伝承の語り部である青木さんの生きた声をここに残せたことは、「なんとか時代が間に合った…」という安堵に似た気持ちと、他にもこのような民間伝承がアーカイブ化できるか否かの瀬戸際にあるのではないか?という不安とが入り混じった、何とも言えない思いがしました。

 

是非、ご家族で観てください。質問があれば、動画コメント欄にどーぞ。